悪質なクレジットカード現金化業者を避ける4つのポイント
クレジットカード現金化は、非常に便利なサービスです。
しかし、あまりよくない評判を耳にすることもあります。
これは、悪質業者の存在によるものです。
クレジットカード現金化を恩恵を十分に享受するためには、悪質業者を確実に避ける必要がありました。
本稿で、悪質業者を避けるポイントを紹介してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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クレジットカード現金化で一番大切なこと
クレジットカード現金化業者の知名度が高くなり、利用者も増加している昨今、クレジットカード現金化業者の数は非常に多くなっています。
しかしながら、現在、クレジットカード現金化を明確に禁止する法律がないため、取り締まりはほとんど行われず、悪質業者も確実に存在しているということが、クレジットカード現金化の悩ましいところです。
クレジットカード現金化が浸透してきている大きな理由の一つに、貸金業法の改正があります。
これによって年収の3分の1以上の借り入れができなくなったことで、収入がない人や少ない人がお金を借りることが難しくなったのです。
しかし、クレジットカード現金化では審査などもなく、クレジットカードさえ持っていればだれでも利用できる方法であることから、人気が高まっているのです。
端的に言えば、クレジットカード現金化を利用する場合には、悪質業者を利用すれば損をし、悪質業者を避ければ満足のいく利用ができる、ということができます。
クレジットカード現金化そのものは非常に優れたサービスであるため、それを利用することで何らかの問題が生じることはあまり考えられません。
しかし、悪質業者を利用すると不利な取引をさせられるため、どうしても損をしてしまうのです。
クレジットカード現金化に関して、よりよく利用するための色々なコツがネット上にも出回るようになってきました。
しかし、なにはともあれ、悪質業者を避けることが一番大切なことであり、それ以外の色々なテクニックは末端の問題に過ぎません。
そこで、本稿ではクレジットカード現金化を安全に利用するためにも、悪質業者によくみられる兆候を解説していくことにします。
以下のような業者を利用しなければ、悪質業者を避けることができるはずです。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
ポイント1:質問に答えてくれない
クレジットカード現金化業者の多くは、ホームページを見ただけでは取引の詳細が分かりません。
これは、ほとんどの業者では顧客獲得のために派手な宣伝ばかりを行い、核心に迫ることは何も書かれていないからです。
それらの宣伝に誘われたり、疑問を抱いたりした人が問い合わせてくれば、理由はともかく接触して利用を促すこともできます。
だからこそ、あまり詳しいことは書いていないのです。
ですから、業者のホームページを見たときに分からないことが出てくると思います。
分からないことが出てくれば、電話するなどして聞くのが一番手っ取り早い方法です。
問い合わせ番号はフリーダイヤルになっていることでしょうから、まずは電話をしてみましょう(フリーダイヤルではなく、携帯番号になっているような業者は利用すべきではありません)。
電話をしたら、少しでも疑問に思うことは全て聞いてみるようにしましょう。
これは、不明点を明らかにするだけではなく、その業者がまともな業者であるかどうかのチェックも兼ねています。
正確な換金率と最終的な振込額、振込スピード、利用の手順、キャンペーン内容などしつこいくらいに聞いてみることです。
このとき、あいまいな答え方をしたり、不明瞭な答え方をする業者がありますが、そのような業者は悪質業者の可能性があるため、利用を控えましょう。
あいまいな答え方は、換金率に関して聞いた時によく見られます。
業者にとっては、できるだけ低い換金率を適用した方が、利益は大きくなります。
そのため、悪質業者では色々な理由を付けて、かなり低い換金率を適用しようとします。
しかし、申込み前に実際の換金率を正直に答えると、利用者がキャンセルしてしまいます。
そこで、実質的な換金率は申し込み後に伝え、利用を拒否すればキャンセル料を請求するなどして強引に利用につなげようとするのです。
したがって、悪質業者は申込み前に色々聞いていくと、本当のことを伝えないようにはぐらかすことが多くなります。
だからこそ、あいまいな表現ばかりする業者は信用なりません。
次に、不明瞭な答え方をする業者もあります。
業者に色々と聞いてみると、「~だと思います」という表現をしたり、「ちょっと待ってください」と保留にしたりする業者があります。
このような業者では、現金化にあたっての明確なマニュアルが設けられていない可能性があります。
「〇万円の利用ならば換金率は〇%、なお決済手数料として〇%、××手数料として〇%を差し引く」といったような明確な定めを設けていないということです。
このような業者は、悪質業者の可能性が高くなります。
つまり、利用者から申込みを受けて会話をし、そのときの感触に応じてサービス内容を変えている可能性があるのです。
業者のさじ加減一つでサービス内容が変わるということであり、そのような業者が優良業者であるはずはありません。
さらに言うならば、サービス内容が明確に定められていない時点でアウトでしょう。
私が複数の業者に対して調査の電話をかけた際には、このような業者は非常に多く見られました。
「お申込みいただいてから正式な換金率が決まります」と答えたり、何度も保留して(おそらく上司と相談しているのでしょう)質問に答えたり、ひどい業者になると「自分で調べてください」といって電話を切ったり、「同業者ですか?」といって沈黙したり、実に色々な業者がありました。
そのような業者に共通するのは、誠意が感じられないということです。
サービス業である以上は顧客対応やビジネスマナーが求められますが、話し方からそれが微塵も感じられない業者が多いのです。
そのような業者は悪質業者の可能性を疑い、避けるようにしましょう。
ポイント2:即日振込を行わない
ほとんどの業者では、即日振込に対応しており、「最短5分で入金!」などと宣伝している業者もたくさんあります。
クレジットカード現金化の利用者は、その多くがすぐに現金を必要としているため、そのニーズに応えて即日入金に対応しているのです。
業者に申し込んですべての手続きが完了すれば、即日で銀行口座に送金されます。
15時以降や土日祝日でも、ほとんどの業者はネットバンクを完備しているため、即日入金が可能となっています。
しかし、中には即日の振り込みをしない業者もあります。ネットバンクでの提供を行っていないことから、15時以降であれば翌日、土日祝日であれば翌営業日の振り込みになるのです。
ネットバンクを完備せず、銀行の営業時間外には振り込みを行わない業者は、悪質業者の可能性があるため、注意が必要です。
業者の中には、振り込みを故意に遅らせようとしたり、分割で支払おうとする業者もあるものです。
申込みを受けて手続きを済ませ、代金の支払いを受けた後、まともに対応せずに振り込まないのです。
利用者の心理としては、そもそもクレジットカード現金化はグレーであるという認識を持っているため、このような事態があった時には泣き寝入りしてしまう人も多いのです。
利用した自分にも負い目を感じているため、警察に相談することを考えないのです。
また、クレジットカード現金化はクレジットカード会社が禁止しているという事実を知っている利用者ならば、クレジットカード会社にばれて利用停止になることを恐れ、相談を控えることもあります。
そうなると、業者は丸儲けということになります。
あらゆる時間に即日振込をしてくれる業者ならば、この心配はなくなります。
したがって、即日振込に対応していない業者は利用しない方が良いでしょう。
ポイント3:必要ない書類を求めてくる
クレジットカード現金化では、審査を行うことはありません。
利用者がすでに持っているクレジットカードを利用して、商品の決済を行い、それを買い取ってもらったり、キャッシュバックを受け取るだけなのですから、審査は何も必要ないのです。
しいて言えば、本人確認のために身分証明書を確認されるくらいのものです。
これは、クレジットカードの不正利用を防ぐためです。
しかし、悪質業者になると身分証明書以外の書類を求めてくることがあります。
「審査のために」といった名目で求めてくるのですが、そもそも審査が必要ないのですから、このように言ってくる業者には気をつけてください。
特に多いのは、クレジットカード情報を求めてくるというものです。
クレジットカードを写メールで送るよう指示されます。
この行為は、優良業者であれば問題ないのですが、悪質業者の場合は不正利用されてしまう可能性があります。
実際、クレジットカード現金化のサービスを利用する際には、カードの画像を求められる場合が多いです。
カード番号、有効期限、セキュリティコード等々、電話口で聞き出すのは大変で、間違いも多いため、業者は手っ取り早くカードの画像を送らせます。
口頭で聞くのは間違いも多く、そして、メールで情報を送ってもらう場合でも転記が間違っている場合があります。
業者としては、二度手間、三度手間を省きたいため、最初から間違いのない、カード写真の画像を送らせる形をとっているのが大半なのです。
従いまして、カードの画像を送らないと現金化ができません。
利用者は背に腹は代えられない状態となり、カードの画像を送ることになるのですが、優良業者ならまだしも、詐欺業者だった場合は、不正利用されるリスクが残ります。
カードの画像を送る場合は、実績のある現金化業者かどうか見極めるなど、細心の注意が必要になるのは言うまでもありません。
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ポイント4:会社概要がしっかり書かれていない
これは非常に重要なことなのですが、ホームページの会社概要は悪質業者であるかどうかの大きな判断基準になります。
悪質業者は、会社概要がまともに記載されていないからです。
クレジットカード現金化業者を選ぶ際にはホームページを見ると思いますが、その際には換金率のページよりも会社概要のページを調べてください。
悪質業者でも会社概要は掲載していますが、内容は充実していないことが多いものです。
会社概要に店名、営業時間、電話番号、サービス内容、メールアドレスなどだけを記載しているというのが典型的な例です。
「会社概要は会社の名刺である」と覚えておきましょう。
名刺である以上は、それを見ればその会社の基本的な情報が分かるようになっていなければなりません。
代表者名や会社の所在地は必ず記載されていなければなりませんし、買取方式の業者ならば古物商許可番号も記載されていなければなりません。
しかし、悪質業者ではこれらのことを記載していないことが多いものです。
代表者名は、かならずフルネームで記載されているかを確認してください。
某悪質業者は「田中」とだけ記載していますが、名刺で苗字だけを記載するということはあり得ないことです。
所在地を記載していない悪質業者も多いものですが、業者によっては虚偽の住所を記載していることがあります。
会社概要をそれなりに見せるために、全く意味のない住所を記載しているというパターンです。
そのため、Googleマップなどで記載の住所を入れてみると良いでしょう。
何もない場所が表示されれば虚偽であると分かりますし、例えビルが表示されても、よく調べればそのビルの中に入っておらず、何の関係もないビルの住所を書いているだけということもあります。
買取方式の業者ならば、必ず古物商許可番号が記載されているかどうかを確認しましょう。
買取業者古物商許可番号が必要であり、記載義務もあるため、記載していない時点で無許可営業店の可能性があります。
そのような業者は利用しないことです。
店舗型という選択肢
最近はネット上で運営されている現金化業者を利用することが一般的になったため、それを利用しないという選択肢を考えない人が多くなったものです。
しかし、原点に立ち返れば、クレジットカード現金化業者には無店舗型だけではなく、店舗型の業者もあるのです。
ネットで選ぶ自信がない人は、あえて店舗型の業者を選ぶという方法があります。
店舗型を選べば、業者の顔を見て取引をすることができますし、色々な調査をする手間が省けます。
少なくとも、住所を偽っていたり、実態がないような業者を利用してしまう心配はなくなるわけです。
もっとも、当然のことながら、店舗を利用するためにはそこまで足を運ばなければなりませんし、手間と時間がかかる方法ではあります。
そのため、ネットで正しい業者選びができるに越したことはありませんから、皆さんもぜひ悪質業者の判定法をマスターしてください。