カードで購入した物を売ったらバレるのか考えてみた
現金がないときに誰しも考えつくのが、「カードで購入した物を売却して現金化する」ということです。それに対しての危険性はないのか検証しました。
ショッピング枠で買った商品を店で売ったらバレる?
ショッピング枠で買った商品を売って現金化したら、売った先でバレたりするのか心配している方がいます。
結論、バレないでしょう。
ただ、個体を特定できる製造番号などがある商品であれば、調べようと思えば調べられます。
- カードが利用された店に商品の番号を確認
- その商品を買った利用者を特定
- 古物商に持ち込まれた商品の番号を確認
- 古物商に持ち込んだ人間の身分証の確認
すべてが合致すれば、
換金目的の利用を否定はできません。
しかし、このように調べられるのは警察くらいです。
カード会社では調べる権限もありません。
ましてや、膨大にある、現金化が疑われるショッピング枠の利用を全部調べるほとカード会社はひまではありません。
ショッピング枠で購入した物が売却されていたとしても、その事実さえ把握するのも無理でしょう。
従って、
クレジットカード会社が、「換金目的での利用」を主張して、利用停止を求めてくる可能性は低いということです。
会員規約の、「換金目的での利用を禁止する」という項目は、規約を定めることによる「抑止力」の意味合いが強いのです。
クレジットカード会社が買った物を確認する!?
カード会社が現金化目的の利用を確認するために、
「買った物が手元にあるかを確認される」
と思っている方もいらっしゃいます。
でもこれは実例がありませんし、来ても断ればいいだけ。
警察ではないのですから、クレジットカード会社が利用者に対し、
「○月○日どこどこで購入された○○という商品を見せて下さい」
と強制はできないのです。
従って、
「家にあります。諸事情により今は持ってこれません」
と答えればそれ以上突っ込んで来ません。
家の中までガサ入れして確認できるのは、裁判所の令状を持った警察くらいです。
よって、ショッピング枠で買った物がきちんと残っているかなんて、警察でない限り調べられないのです。
クレジットカード会社が調べて来たとしても、応じるのはあくまでも任意であり、調査に協力する必要はないのです。
換金率の高い物を買うとバレるのか?
換金率の高い金券などを大量に購入していれば、ショッピング枠を現金化していると疑われるのは明白です。
逆に、換金率の低い物を購入し換金していれば、クレジットカード会社に見つかるリスクは減ります。
換金率が高くない物を買って換金をすれば安心は安心ですが、手取り額が減るので、どうしても換金率の高い商品を買いたいですよね。
換金率の高いものを買っていなければ、利用停止されるリスクも減りますが、ショッピング枠の現金化目的で利用する人は、どうしても換金率の高いものをお求めになります。
そこはグッとこらえて、あえて換金率の高くない物を買うことにより、クレジットカード会社から疑いの目で見られる可能性も減るのですが…
リスクとリターンはトレード・オフの関係です。
換金率の高い物を買って、ハイリスクハイリターンをとるか、換金率の高くない物を買ってミドルリスクミドルリターンをとるか、
選択するのはあなたしだいです。
以下の記事で詳しく説明していますのでご覧ください。