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クレジットカード現金化マニュアル

【実例】クレジットカード現金化であった実際の詐欺被害とは?

クレジットカード現金化が広まっていますが、同時に悪評も広まっています。

これは、一部の悪質業者によって詐欺が行われており、現金化業者=詐欺集団のように見られてしまうことがあるからです。

この風潮を変えるためには、皆さんが正しい知識をつけて悪質業者を避けるほかありません。

本稿では、悪質業者の詐欺の実態を紹介します。

クレジットカード現金化と悪質業者

現金化詐欺被害

クレジットカード現金化を利用する人が多くなった昨今、誰しも聞いたことくらいはあるでしょう。

当サイトを見ている人の多くも、ある程度の知識があるかもしれません。

サービス自体は非常に利便性が高く、誰にでもお勧めできる方法なのですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。

クレジットカード現金化の最大のデメリットと言えば、悪質業者が存在していることです。

クレジットカード現金化のデメリットを挙げると、換金率が低い場合がある、入金までに時間がかかることがある、約束通りのお金を振り込んでもらえないことがある、お金を数回に分けて入金されることがあるなど、いろいろなものが考えられるのですが、これもすべて一部の悪質業者から出てくるデメリットです。

一般的な現金化業者(悪質業者以外の大部分の現金化業者)では、換金率をそこそこキープしていますし、入金までも可能な限りスピーディに対応してくれますし、約束通りのお金を1回でまとめて入金してくれるものです。

クレジットカード現金化がなくなったらどうなる?

現金化詐欺被害

悪質業者によるこれらの悪質な行為は、言ってしまえば詐欺です。

私は当サイトの構築にあたり、実際の利用者にいろいろなインタビューもしてきましたが、いろいろな詐欺被害が見られました。

と言っても、悪質業者の数は一部ですから、詐欺被害に遭った人も現金化の利用者全体から見ればごく一部です。

しかしながら、それらの被害者が声を上げているのに対し、被害に遭っていない人は声を上げない(上げる必要がない)からこそ、被害者の声ばかりが目立ち、現金化そのものが悪者とみなされることもあります。

クレジットカード現金化自体は、非常に優れたサービスです。

本人名義のクレジットカードを持っている人ならば、誰でも利用することができる資金調達法であり、貸金業者から借りられない人(たとえば収入がない人や、過去に金融事故を起こしている人)でも利用可能です。

現金化詐欺被害

本当にお金がないとき、貸金業者からお金を借りられない人が何としてもお金を借りようとするならば、闇金などにたどり着いてしまうでしょう。

しかし、クレジットカード現金化ならば低金利での資金調達が可能です。

闇金は法外な金利ですが、クレジットカード現金化はクレジットカード会社が定める15%程度の金利を支払えばよいだけです。

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いわば、クレジットカード現金化はセーフティネットとしても機能するものなのです。

もちろん、誰でも利用できるものですから、きちんと年収がある人でも利用が可能です。

そのような人も、貸金業者から借り入れた履歴を残したくない、あるいは貸金業者の審査を受けるのが面倒だというような場合に、クレジットカード現金化を利用しているケースは多々あります。

クレジットカード現金化を悪であるという人もいます。

現金化詐欺被害

それは間違いなのですが、往々にして排他的な考えの持ち主というのは妄念に駆られていることが多いので、議論の余地はありません。

ですから、悪というならばそれもよいでしょう。

しかし、仮に悪であったとしても、クレジットカード現金化は必要悪です。

このように、クレジットカード現金化自体は非常に良いサービスですが、一部の悪質業者から詐欺被害を受けている人がおり、それによって悪者とみなされつつあります。

悪者とみなされた結果、クレジットカード現金化が無くなってしまえば、闇金に流れざるを得ない人が増えてしまいます。

そうならないためには、利用者が悪質業者を避け、悪質業者の経営が立ち行かなくなるよう仕向け、業界全体をクリーン化しなければなりません。

現金化詐欺被害

ですから、私は当サイトを通じて、悪質な業者があることを赤裸々にお話しし、悪質業者を避けてもらうように努めています。

本稿も、その一環です。

クレジットカード現金化業者による詐欺被害の実態を知ってもらうことによって、悪質業者に対する注意を喚起するものです。

一部の業者による詐欺的行為を知り、利用の際には注意深くなってもらえれば幸いです。

詐欺被害1:手数料を勝手に差し引く

現金化詐欺被害

クレジットカード現金化の詐欺被害の代表的なものは、約束のお金よりも少ないお金しか手に入らないというものです。

いくつかのパターンがあるため、紹介しましょう(私がインタビューしたものを文字起こししたものです)。

「まず、利用の動機を教えてください」
A
「大学を卒業したばかりで、勤続年数が1年以下だったため、消費者金融では借りられないと思ったからです」
「審査を受けてみたんですか?」
A
「いえ、受けませんでした。無人契約機の雰囲気もなんだか怖いし」
「なるほど。現金化業者はどのようにして探しましたか?」
A
「インターネットです。『クレジットカード現金化』で検索して見つけた業者でした」
「数社を比べて?」
A
「いえ、最初に見つかった業者です」
「利用の決め手はなんでしたか?」
A
「換金率でしたね。その月の生活費が足りなかったので、10万円利用しようと思っていました。その業者は10万円だと85%の換金率となっていましたから」
「ならば、8万5000円もらえるはずだと」
A
「そうです。でも、振り込まれたのが5万円だったんです」
「換金率50%ですね」
A
「はい」
「業者に電話しましたか?」
A
「しました。8万5000円じゃないんですか、って聞いたんですけど、手数料が引かれたから5万円だといわれました。聞いてませんって言ったんですけど、伝えたって言われました。絶対に言ってなかったんですけど」
「それから?」
A
「どうしようもなかったですよ。だって、業者は伝えたっていうし、私は聞いてないって言うし、平行線じゃないですか。5万円返すからキャンセルしたいって言いましたけど、もう決済後だから取り消せないって言われました。
納得できないって言ったんですけど、それなら証拠はあるかって言われて、ないっていったら、それなら対応しかねます、って言われました」
「ひどいですね。録音なんかしておけば、まだやりようはあったんでしょうけどね」
A
「しておけばよかったですけど・・・」
「でも、悪質業者だと思って利用してないんですから、普通は録音なんかしませんもんね」
A
「そうなんです。5万円もらってその月はなんとかなったし、10万円しか利用してなかったからクレジットの支払いも別に大変じゃなかったからよかったです。
でも、現金化って何十万円も利用する人もいるんでしょう?そうなってたらって考えると、おそろしいですよね」

現金化詐欺被害

Aさんのパターンは比較的よく見受けるケースです。

ホームページに記載している換金率は表面的な換金率であり、そこからいろいろな手数料(たとえば決済手数料、消費税、配送料など)を差し引いた結果、実質的な換金率は低くなってしまうのです。

もっとも、手数料の差し引きは多くの業者が行っているものです。

差し引く金額が常識の範囲内であるかどうか、そしてそれをきちんと伝えるかどうかに問題があるのです。

10万円の利用で85%としており、そこからさまざまな手数料を差し引いて75%となるようなことは、どこの業者でもよくあることです。

ただし、その事実を伝えない、つまり勝手に大幅な手数料を差し引き、さらに「伝えた」と言い張るのが、悪質業者の手口なのです。

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詐欺被害2:利用規約に書いてある

現金化詐欺被害

次に、アマゾンギフト買取業者に騙されたBさんの話です。

「どうして現金化を利用したのですか?」
B
「お金がなかったので。バイトを転々としてるからお金借りられないし」
「現金化業者はインターネットで探したんですか?」
B
「はい。ネットで見つけた業者でした」
「どんな取引でしたか?」
B
「5万円の利用だったんですけど、そしたら5万円分のアマゾンギフトを買うように言われました。クレジットカードで2万5000円のアマゾンギフトを2枚買って、ギフトコードを伝えました」
「どんな条件でしたか?」
B
「ホームページには95%で買い取るって書いてありました」
「じゃあ、4万7500円もらえました?」
B
「そんなことないですよ。1万5000円でした」
「は、1万5000円??」
B
「そうですよ。あんまりでしょ」
「文句は言いましたか?」
B
「いいましたよ。でも、利用規約に書いてありますよって言われました」
「いや、いくら利用規約に書いてあっても、やりすぎですよね」
B
「そうですよね?でも、『利用規約読んでから利用してないんですか』って言われて、読んでない私が悪いみたいに言われてたら、なんだか反論できませんでしたよ」
「利用規約って、具体的にはどんなものでしたか?」
B
「アマゾンギフトを10枚申し込んだら、95%の換金率になるとか、なんかそんなやつでした」
「なら、1000円のギフト9枚と1万円のギフト1枚だったら、1万9000円に95%が適用されるってことですかね?なんかおかしいですね」

 

現金化詐欺被害

ここで私は、Bさんに業者名を聞いて利用規約を一緒に見てみました。

すると、驚くべき内容が書いてありました。

それは、

「お申込み頂いた際の買取時、最大買取率の適応は一度に10枚(10コード)以上お申し込みの場合で額面が買取お申し込み時に一番額面が低いもの1枚(1コード)のみを適応します。その他のギフト券は全て15%で買取致します。」

つまりどういうことかというと、10枚のギフトで申し込んだ場合に限り、ホームページに記載している通りの95%という換金率を、10枚のうち額面が一番低いギフトのみに適用し、それ以外のギフトはすべて15%で買い取るということです。

また、9枚以下で申し込んだ場合にも、すべて15%を適用するともあります。

私が言ったように、1000円のギフトを9枚と1万円のギフト1枚で申し込んだならば、1万9000円に95%の換金率を適用するのではなく、1000円のギフト1枚に95%を適用し、残る8枚の1000円ギフトと、1万円ギフトには15%が適用されるということです。

あまりにも悪質な手口に、私もBさんもあいた口がふさがりませんでした。

【関連記事】悪質業者の利用規約をぶった切り

詐欺被害3:振り込まない

現金化詐欺被害

最後に、お金をまともに振り込まない詐欺の被害です。

「利用の動機を教えてください」
C
「ちゃんと働いてるし、お金に困ってるってわけじゃないんですけど、ちょうどお金が厳しいときがあったんです。でも、お金借りるまでもないかなって思って、当座のしのぎに現金化したんです」
「なるほど。業者はどうやって探しましたか?」
C
「スマホです」
「スマホですか。簡単に見つかりました?」
C
「すぐ見つかりましたよ。すぐ見つかったから、安心して使っちゃった」
「取引は普通でしたか?」
C
「普通でしたよ。対応も普通だったし、ちゃんと説明してくれたし。10万円使って86%だったかな」
「ちゃんと振り込まれましたか?」
C
「いえ、入金確認したら4万円しか振り込まれてませんでした」
「問い合わせましたか?」
C
「問い合わせました。そしたら、処理の都合とかで、先に半分振り込んで残りは1週間後って言われたんですよ。4万円あったらそこそこしのげるので、とりあえず何も言わなかったんです。でも、10日過ぎても入金がなかったから電話したら、何度かけてもつながらないんです。あー着信拒否になってるなって。」
「それから?」
C
「私携帯2台持ってるんで、もう1台のほうからかけたら普通に出て。この前利用した○○ですけどって言ったら、『今担当者がいないので、あとでかけ直します』って言われて、全然かかってこないからこっちからかけてみたら、その携帯もつながらなくなってました」

現金化詐欺被害

これも、しばしば聞く被害です。

数回に分けて入金するといわれ、2回目がなかなか振りこまれず、いくら催促してもはぐらかされてしまうというものです。

Cさんのケースはもっと悪質で、利用者の連絡を避けています。

このような業者もあるのです。

まとめ

悪質業者による被害の多くは、お金に関する詐欺被害です。

予想していたよりも大幅に低い現金しか受け取れないため、利用者は大きな損を被り、質業者を肥え太らせてしまう結果となってしまいます。

上記のような被害を防ぐためには、まず何よりも悪質業者を利用しないということが大切です。

ホームページや電話対応から悪質業者を見抜くことができます。

たとえば、詐欺被害2に関しては、利用規約をきちんと読んでおけば防げた被害です。

その上で利用すると決めた場合にも、できるならば業者との取引内容は録音しておくのがベストです。

現金化詐欺被害

録音しておけば、詐欺被害1のように「伝えましたよ」という言い逃れをされることが無くなります。

詐欺被害3に関しては、事後に初めてわかることですから、最も悪質と言ってよいでしょう。

しかし、このような業者もホームページと電話対応でほぼ見抜くことができます。

万が一被害に遭った場合には、警察に届け出を行うくらいしか対処がありませんが、警察に届け出たところでお金が返ってくることはありません。

自分の身は自分で守らなければならないのです。

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