ランキングサイトの内容から悪質業者をカンタンに見極める方法
クレジットカード現金化の利用者が増えるにしたがって、業者の数も増えていきました。
今ではたくさんの業者があり、悪質業者も少なくありません。悪質業者を避けることが、クレジットカード現金化で満足の行く結果を得るための第一のポイントです。
では、悪質業者を避けるにはどうすればよいのでしょうか。
見出し
クレジットカード現金化とは
近年、クレジットカード現金化が徐々に浸透してきており、利用者も増加傾向にあります。
利用者が増加すれば、そこにビジネスチャンスを見出して開業する業者も増えるものであり、最近の業者増加には目覚ましいものがあります。
クレジットカード現金化業者は、それぞれ現金化の方式が異なります。
買取方式かキャッシュバック方式か、というのが代表的な違いであり、最近ではこれ以外の新しい方式も誕生しています(アマゾンギフトでの現金化など)。
買取方式とキャッシュバック方式の違いを簡単におさらいしておきましょう。
買取方式
買取方式は、利用者から商品を買い取る形でクレジットカードを現金化するというものです。
つまり、業者が利用者に対して換金性の高い商品を指定し、利用者はクレジットカード決済でそれらの商品を購入し、業者に買い取ってもらうことで現金を得ます。
業者はこれをさらに専門の業者に転売することで利益を得ています。
商品としてよく指定されるのは、新幹線の回数券、ブランド品、電化製品などです。
まだインターネットが普及していないころは、現金化業者といえば店舗型で買取方式による現金化を行う業者のことを指していました。
しかし、インターネットが普及してからは後述のキャッシュバック方式での運営が主流となっており、店舗型の買取方式の業者は少なくなっています。
もっとも、店舗を持ちながらインターネットでも営業活動を行なっており、インターネットを通じても買取方式を提供している業者もあります。
キャッシュバック方式
キャッシュバック方式は、利用者にキャッシュバック特典付き商品を販売し、キャッシュバック相当の現金を提供するというものです。
つまり、キャッシュバック方式の業者の利用者は、業者に申し込んでキャッシュバック特典付き商品をオンラインで購入(もちろんクレジットカード決済)し、業者はキャッシュバックに相当する現金を利用者の口座に振り込むことによって現金化を行います。
インターネットが普及すると、インターネットで運営する無店舗型の業者が増えました。
無店舗型は店舗型とは異なり、利用者が持ち込んだ商品を買い取るという現金化ができないため、キャッシュバック方式を採用しています。
無店舗型は店舗家賃をなどもかからず、だれでも低いリスクで開業できることから、新規の参入が増えています。
クレジットカード現金化業者の数が急増しているのも、ひとえにキャッシュバック方式の広まりにあると言えるでしょう。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
悪質業者の判断のポイント
どのような業界でも、業者が増えるということは、利用者にとって好都合なことです。
なぜならば、選択肢が増えることによって、より良い条件を追求することができるようになりますし、業者間の競争によっても好条件の業者が増える可能性があるからです。
しかし、クレジットカード現金化については、そうとは言えないのが残念なところです。
そもそも、クレジットカード現金化はグレーゾーンの商売です。
利用者もそのような認識を持って利用しているため、好条件でなくとも仕方がないという雰囲気があります。
また、巧みな手法で利用者から搾取をしようとする悪質業者の数が多いため、クリーンな業者同士の競争によって条件が引き上げられたり、悪質業者が淘汰されていくことがないのです。
もっとも、クレジットカード現金化業者にも優良業者は存在します。
悪質業者を避けて優良業者を利用すれば、利用者も満足のいく結果になることは間違いありません。
とはいえ、悪質業者も数多く存在するのは事実です。
したがって、利用者はいかにして悪質業者を避けるかということが重要になってきます。
悪質業者かどうかということは、ホームページの宣伝や会社概要の表示、電話対応などによって大方判断が付くものです。
その他にも、口コミで判断したり、当サイトのように実際に業者にアタックして調査した記事を参考にするのも良いでしょう。
ただし、口コミや体験談や調査記事の多くは、業者の自作自演です。
悪質業者が外注のライターに依頼して、ポジティブな口コミや体験談や調査記事を書かせ、利用を促しているのです。
口コミ・体験談・調査記事の多くは自作自演であるため、その多くは大して参考になりませんし、むしろ誤りのもとです。
しかし、利用価値が全くないわけではありません。
ネガティブなものならば、利用価値がある場合は多いのです。
ネガティブなものは、信憑性が高いと言えます。
まず、業者が自らネガティブキャンペーンを行うはずはありませんから、自作自演の可能性は低いと言えます。
場合によっては、競合他社がライバル業者にネガティブなイメージを植え付けるために、ネガティブなものを書き込んでいる可能性はあります。
しかし実際には、多くの業者は他社のネガティブな情報を流布するよりは、自社のポジティブな情報を植え付けるのに必死になっていますから、この気遣いもあまりないと言ってよいでしょう。
ネット上に存在するネガティブな口コミや体験談は、実際に利用者が詐欺被害に遭ったり、約束とは異なる換金率を適用されたり、その他色々な理由で不満を持った結果、その報復としてネガティブな口コミや体験談を書き込んでいる可能性が高いのです。
ネガティブな調査記事にしても、業者からお金を受け取って書くわけではなく、あくまでも好奇心や道義心から書かれているものも多いため、信憑性が高いと言えます。
業者としても、掲示板やSNSその他でネガティブな情報が流れることは承知しています。
利用者が不満を抱くような取引をしているのですから、これは当然のことです。
だからこそ、ネガティブな情報を押し流してしまうためにも多数のポジティブな情報を流すことで対処しています。
このようなことから、ネット上ではネガティブな情報がポジティブな情報よりも圧倒的に少ないという状態になっています。
しかし、だからこそネガティブな情報には価値があります。
口コミや体験談や調査記事において、ネガティブな情報が見られる業者は利用しないことです。
ネガティブな口コミの信憑性も100%ではありませんが、とりあえずそれを信用してネガティブな業者を利用しないようにすれば、少なくとも悪質業者である可能性をはらんでいる業者を避けることができます。
紹介サイトから判断する
しかし、すでに紹介した通り、クレジットカード現金化の口コミや体験談はポジティブなものの方が圧倒的に多く、ネガティブな情報を探すのは容易ではありません。
そこで、もう一つの判断の方法として、ランキングサイトや業者紹介サイトを見るという方法があります。
ランキングサイトや業者紹介サイトの情報を見てみると、自作自演の場合やアフィリエイト収入を目的としている場合には、当然ながら真実を掲載する必要はなくなります。
とにかく利用を促すことだけが重要となるのです。
真実ではないことが掲載されているのですから、おかしな点もたくさん見つかります。
業者紹介文にしても、口コミにしても、おかしな点が多いのです。
これによって信憑性が低いと判断できたならば、そのような業者の利用は避けるべきです。
「真実ではない情報を掲載してまでも利用者を獲得したい」という姿勢は、「真実ではない情報を掲載しなければ利用者を獲得できない」ことの裏返しでもあり、サービス内容に問題がある可能性が高まるからです。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
紹介サイトから判断する実例
では、実際の例を見ていきましょう。
そのような業者はゴマンとありますから、ランダムで選んでみることにします。
今回は、某口コミ比較サイトで紹介されている、ライ◯◯ートナーという業者について検証していきます。
この比較サイトでは、ライ◯◯ートナーがホームページ上で記載している換金率などを紹介しつつ、
と記載されています。
このようなことを真面目に記載している比較サイトは珍しく、ほとんどの比較サイトでは「最低でも88%で換金してくれるので他の業者よりお得です♪」などと書かれています。
その点では大いに評価できると言ってよいでしょう。
しかし、この後に口コミを紹介しながら業者を持ち上げているのがポイントです。
人間というものは心理学的に、最後に見たイメージからより強い印象を受けるという特徴があります。
したがって、最初にあまりにもひどいイメージダウンがなければ、その後の説明でポジティブなイメージの植え付けは十分に可能なのです。
このサイトの場合には、最初に実質的な換金率などを紹介し、「ホームページの表記よりも低くなる」ということを紹介して誠実さを植え付け、しかし同時に「どこの業者でも同じことである」ということも伝えています。
そのため、これは著しいイメージダウンとは言えず、読者はライ◯◯ートナーに悪いイメージを抱くというよりは、この紹介サイトの文章に真実味を感じることの方が多くなります。
さて、次に良い口コミと悪い口コミの紹介が行われているのですが、これがおかしいのです。
実際には悪質業者という情報もちらほら見かけるライ◯◯ートナーですから、良い口コミは業者の自作自演である可能性が高いと言えます。
また、この比較サイトは、サイトを経由してライ◯◯ートナーを利用されることによって報酬を得ているのですから、悪い口コミといっても本気のものを掲載する理由がありません。
悪い口コミでさえ自作自演となっています。
どういうことか、実際に見ていきましょう。
良い口コミ
掲載されている3件の良い口コミのうち、2件はどこにでもある量産型の口コミであるため、たいして参考にはなりません。
しかし、おかしいものが一つあります。
この口コミのおかしい点がわかるでしょうか。
それは、債務整理中であるとしながらクレジットカード現金化をしているという部分です。
任意整理・個人再生・特定調停・自己破産のいずれにおいても、債務整理中にはクレジットカードは利用できないものです。
返済できないからこそ債務整理を行なっているのであり、弁護士事務所からは債務整理に入る旨の書類がクレジットカード会社に届いている状態です。
つまり、この人のクレジットカードは間違いなく利用停止になっています。
クレジットカード現金化にあたっては、どのような形にせよクレジットカード決済を行う場面があるのですから、クレジットカードが利用停止になっている債務整理中の人が利用できるはずがありません。
このことから、この口コミは真っ赤な嘘であることが分かります。
嘘の口コミを「良い口コミ」として紹介してしまっているのですから、この比較サイトは全く参考にならないことが分かります。
悪い口コミ
悪い口コミが2件掲載されていますが、そのどちらもが自作自演であると分かります。
→クレジットカード現金化の利用者たちは、換金率100%でないことを承知の上で利用するものです。
つまり、このサイトでは、「100%であると勘違いして利用し、利用後に理不尽な文句をつけたおかしな人」という人物設定で悪い口コミを創作していると思われます。
つまり、あくまでもおかしな人が言っているだけであり、参考にならない口コミであると読者に伝えたいわけです。
→クレジットカード現金化に審査はありません。
しかし、審査があったという口コミを掲載しています。
これは、この口コミの創作者がクレジットカード現金化のことをよく理解せずに作ったものであると考えられます。
その他
その他、ライ◯◯ートナー総評として良かった点と悪かった点が掲載されています。
良かった点は、
- 即日OK!
- 女性の声が可愛い
- 希望額の幅が広い
となっていますが、即日OKは現金化では当たり前ですし、希望額の幅もライ◯◯ートナーが特に広いわけではありません。
「女性の声が可愛い」というものに至っては、馬鹿げた情報です。
悪かった点は、
- 換金率が低い
- 対応が悪い時がある
とされていますが、換金率評価は8/10となっていますから、矛盾であると言えます。
また、良かった点に「女性の声が可愛い」と書いているにもかかわらず、悪かった点に「対応が悪い時がある」と書かれています。
これが本当ならば、「可愛い声の女性であるものの対応が悪い時がある」ということになります。
対応が悪いと感じたとき、そのスタッフの声が可愛いかどうかなどは全く問題にならないものですから、この「良かった点」と「悪かった点」には矛盾点があり、いかに雑に作られているものであるかがよく分かります。
まとめ
悪質業者を見抜くポイントは色々あります。
まず、他の記事なども参考にしながら、ホームページ内におかしな点がないか探し、実際に電話をして対応の良し悪しを確かめてみるのが良いでしょう。
次に、悪い口コミがある業者は避けることです。
そして、悪い口コミが見つからない場合には、その紹介サイトを参考にしてみましょう。
紹介サイトでおかしい点が見つかる業者も避けた方が無難です。