パチンコの景品交換と同じ方式のクレカ現金化がある
クレジットカード現金化の方式を細かく見ていくと、疑問が湧いてくるものもありますが、中にはパチンコの三点方式と同じような仕組みで営業しているものもあります。
買取方式が変わりつつある
クレジットカード現金化の形態は2種類あり、キャッシュバック方式と買取方式とがあります。
キャッシュバック方式では、クレジットカードのショッピング枠で業者提供の商品を買い、還元率分のキャッシュバックを受けます。
買取方式では、業者から指定される商品を購入し、それを業者に買い取ってもらうことによって現金化します。
買取方式で買うべき商品は、通常は高額なブランド品などで、それを買い取った業者は、一般の消費者にさらに転売することによって利益を得ています。
このような形で現金化を行なう業者は昔から存在しており、買取屋などとも呼ばれていました。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
最近では、買取屋と買取方式の現金化業者の違いがかなり出てきました。
買取屋では、未だにブランド品や貴金属を買い取っているのに対し、最近の現金化業者では、価値の低いものを買い取り対象とすることが多くなっているのです。
というのも、買取屋のように高額の商品を買い取り、さらに一般の消費者に転売して利益を得る場合、どうしても回収率は低くなります。
そもそもの買い取り額が高額ですから、転売も高額になり、サクサク売れにくい性質があるからです。
しかし、新興のクレジットカード現金化業者では、高額ではない商品を通して現金化を行います。
そうすれば、転売も安い単価でできるため、回収率を上げることができるのです。
もちろん、ブランド品ならば数点で現金化したい目標額に達するのに対し、低額の商品になるとまとまった額で取引することになります。
おそらく、ある商品をまとまった額だけ買おうとすれば、個人の買い物としては不自然な形になることもあると思います。
そうなれば、クレジットカード会社に疑われるきっかけになりそうですが、この方法だからと言ってクレジットカード会社に疑われやすいという情報は見つかりませんでした。
そもそも、疑われにくい商品を、まとまった単位で買う仕組みになっているのかもしれません。
違法性はない?
この方法に違法性はないのでしょうか。
結論から言うと、違法性は全くありません。
この方法は、パチンコ店と三点方式と同じ仕組みだからです。
パチンコ店で遊び、パチンコ玉やメダルを獲得した場合には、換金所で換金することになります。
パチンコ店では、パチンコ店と換金所を建前上は無関係の存在としておくことによって、三点方式という仕組みを確立しています。
三点方式では、パチンコ玉やメダルを買い取っています。
パチンコ店で獲得したものを、換金所で買い取ってもらっているのです。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
これは、現金化業者から指示されて買った商品を、現金化業者が換金所のような役割を果たし、買い取っているということです。
もし、この現金化方式が問題になるならば、世の中のパチンコ店は全て摘発されなければなりません。
しかし、パチンコ店は相変わらず、平気な顔で営業を続けています。
もっとも、三点方式の違法性は長年議論されています。
最近は出玉制限によって、パチンコ店が苦しい状況に追いやられています。
したがって、いずれ「このクレジットカード現金化は三点方式と同じで合法だ」とは言えなくなる日も来るかもしれません。
まとめ
クレジットカード現金化の一形態として、パチンコの三点方式と同じ仕組みのものがあります。
もちろん、グレーではありながらも違法ではなく、合法であるといえます。
しかし、そのような方法を利用するよりは、優良業者でキャッシュバック方式の現金化をした方が、最終的に納得のいく結果を得られるのではないかと思います。