クレジットカード現金化って本当に5分で入金されるの?
クレジットカード現金化の大きなメリットの一つに、入金までのスピードが速いということがあります。
実際、他の資金調達方法に比べると、かなり早く入金してもらうことができます。
しかしながら、業者のキャッチコピーには「最短5分で入金!」などと書かれており、実際には5分では入金されず、不満を覚える人がたくさんいます。
本稿では、クレジットカード現金化の入金時間について解説していきます。
クレジットカード現金化のスピード
最近、クレジットカード現金化が多くの人に知られるようになってきています。
クレジットカード現金化自体は古くから存在していたのですが、あまり広く知られている存在ではありませんでした。
しかし、インターネットが普及したことにより、インターネット上で運営されるクレジットカード現金化業者が出てきたこと、そして貸金業法の改正によって、お金を借りられない人が増えたことによって、クレジットカード現金化が広まってきています
消費者金融からお金を借りたい、あるいはクレジットカード現金化によってお金を得たいと思っている人の多くは、何らかの理由によって、できるだけ早くお金が欲しいと思っていることが多いものです。
そのため、アコム・プロミス・アイフル・モビット・レイクなどの大手消費者金融業者は、ホームページを見ても分かる通り、融資までのスピードをいかに速くするかということにしのぎを削っており、どの業者も「即日入金」を謳うようになりました。
このことは、クレジットカード現金化業者についても同じことが言えます。
クレジットカード現金化の利用者は、消費者金融の利用者よりも緊急にお金を必要としていることも多いため、どの業者もスピード入金を謳っています。
そして、ホームページを見れば、「最短5分で入金!」などと書かれています。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
「最短〇分で入金」と書かれていない業者を探すのが難しいほどです。
そして、口コミなどでも、「ホームページに書かれていた通り、本当に5分で入金されてびっくりしました!」といった口コミがよく見られます。
また、このようなキャッチフレーズは、業者ホームページの中でもかなり目立つ位置に、あるいは目立つデザインで表示されています。
このことから、業者としても、クレジットカード現金化の利用者が緊急にお金を要しているということを知っているのが分かります。
数ある中から業者を選ぶにあたって、スピードも非常に重視されると知っているからこそ、「即日現金化」「最短〇分」などのキャッチフレーズを用いてアピールをしているのです。
実際に、現金化までのスピードが速い業者は人気を集める傾向があります。
これは、クレジットカード現金化というシステムに原因があります。
例えば、最も多いキャッシュバック方式の現金化業者を利用した場合、申し込み後にクレジットカード決済を行い、その後に入金が行われます。
つまり、お金を受け取るより前にクレジットカードで支払いをしなければならないのです。
そのため、クレジットカード決済から入金までの間で大きく時間が空くと、利用者は非常に不安になってしまいます。
だからこそ、スピード対応をしている業者は安心感があり、人気も高くなるのです。
さて、ここで疑問になるのは、本当に5分で入金されるのか、ということです。
そもそも、クレジットカード現金化の口コミは業者の自作自演がほとんどであるため、それほど信頼はできません。
素早い入金を望む人たちにとって、本当に5分で入金されれば非常にありがたいことですが、実際のところはどうなのかということを、本稿で明らかにしていきます。
クレジットカード現金化は5分で振り込まれることはない?
結論から言うと、クレジットカード現金化では5分で振り込まれるということはまれです。
実際の体験を調査してみても、早くて1時間での入金であり、それよりも長い時間待たされたというケースも少なくありません。
あくまでも「最短〇分で入金」というのは業者のキャッチフレーズであり、それ以上でもそれ以下でもないのです。
しかし、決して嘘ではありません。
ここには言葉の綾があります。
「最短〇分」の「最短」とは、「最も短い時間の場合」ということです。
つまり、「あらゆる手続きがスムーズに進んだ結果、5分で入金できることもあります」ということであり、「何かスムーズにいかないことがあれば、5分以上かかります」ということでもあります。
したがって、5分以上であればそれが30分でも、1時間でも、12時間でも「最短5分」であることに変わりはなく、利用者からなんと言われても嘘はついていないと言えるのです。
このことから、「最短5分」というキャッチフレーズは、ちょっとずるいものとも言えるでしょう。
本当に5分で入金が可能であり、自信もあるならば、少し余裕を見て10分くらいで入金することを前提とし、「10分以内でスピード入金!」などというキャッチフレーズにするべきです。
しかし、そうせずに「最短5分」という書き方をしています。
とはいえ、嘘ではないのですから、文句のつけようがありません。
もっとも、利用者はこのようなキャッチフレーズを見たとき、「5分以上かかる」とは読み取らずに、「5分で入金してもらえる」かのように錯覚してしまい、それを期待しているのは事実です。
誤解を生むような書き方をしているのですから、業者にもいくらかの責任はあると言えるでしょう。
しかし、その責任を追及することなどできませんし、業者が正確な所要時間を書くこともありません。
そのようなことをすれば、墓穴を掘ることにもなりかねないからです。
何はともあれ、クレジットカード現金化ではどの業者を利用したとしても、5分などといった短時間で入金されることはほぼあり得ないため、そのことを知ったうえで利用する必要があります。
しかし、数時間で入金されるのは普通ですし、少なくとも即日入金を謳っている業者ならば、その日のうちに資金調達することは可能でしょう。
なぜクレジットカード現金化は5分ではできないか?
このほかにも、クレジットカード現金化が5分でできない理由があります。
それは、業者側の認識と、利用者側の認識の齟齬です。
つまり、業者側では「クレジットカード決済を確認した後に5分程度で入金」という意味で「最短5分」という表現をしているのに対して、利用者側では「申込みから入金まで5分程度」と認識しているということです。
クレジットカード現金化は手軽に行える方法ではありますが、何の手続きもせずに魔法のように現金が手に入る方法ではなく、一定の手続きを行う必要があります。
まず、利用者が業者に問い合わせフォームや電話で申し込みを行います。
問い合わせフォームならば必要事項を記入しますし、電話ならば必要事項に答えていかなければならず、まずここで時間がかかります。
次に、現金化業者が指定する必要書類(本人確認書類)をメールかFAXで送ります。
業者は身分証明書を確認した後にクレジットカード決済に進むわけですが、ここまでかなりスムーズにいったとしても、15分以上はかかるでしょう。
身分証明書の確認を以て正式に申込みが完了し、業者は最終的な換金率などを伝えてクレジットカード決済に進みます。
しかし、ホームページに記載している換金率から様々な手数料を差し引くため、伝えられた金額に納得できずに話し込む利用者もいることでしょう。
その場合には、ここでも10分程度かかると考えられます。
話がまとまって利用者が換金率の承諾を行なえば、現金化業者が指定するキャッシュバック特典付き商品をクレジットカード決済で購入します。
この時、カード会社の認証を待つことになりますが、認証が遅い場合には10分程度待つこともあります。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
認証されたことを業者が確認すれば、業者はここから入金手続きを行うわけですが、この時に「最短5分で入金」と考えている業者もたくさんあります。
詭弁だともいえますが、嘘はついていないので何とも言えません。
以上のように、スムーズに進んだ場合でも30分程度はかかるとみておいた方が良いのです。
30分で全ての手続きが終わったとしても業者がすぐに入金してくれるとは限らず、早い場合でも平均して60分程度は待たされることが分かっています。
そもそも、常識的に考えても、何万円や何十万円というお金が動くシーンにおいて、5分程度でそれらが完了するということこそ考えにくいことなのです。
まとめ
クレジットカード現金化はスピーディに現金を手に入れられる方法として有名です。
しかし、いくらスピーディとはいえ、本当に5分程度で入金してもらえるとは考えないようにしましょう。
消費者金融などからお金を借りることに比べると早いのは確実ですし、どのような業者と取引をしたとしても1時間程度待たされるのは仕方のないことと考え、気楽に構えるのが賢明です。
もっとも、悪質業者のなかには何時間も待たせたり、即日振込と言っておきながら翌日以降に振り込んだりする業者もあるため、そのような業者には引っかからないようにすることが大切です。
ちなみに、色々あるクレジットカード現金化の方法の中でも、キャッシュバック方式が最もスピーディに現金化できます。
買取方式ならば、商品を購入してから転売しなければならないため、どうしても手間や時間がかかってしまいます。
最近登場しているアマゾンギフト現金化でも、キャッシュバック方式と比較すると時間がかかりがちです。
その点、キャッシュバック方式ならば、すべての手続きがネット上で完結するため、より素早い現金化が可能となるのです。