年を重ねてクレジットカードを作ると審査に通りにくい?
クレジットカード会社は、若い人へのクレジットカード発行に積極的です。
若い人は、経済的に安定していない場合も多いのですが、それでも発行してもらえることが多々あります。
これは、クレジットカードを若いうちから発行しておき、長期的に売り上げを伸ばそうとしているためです。
しかし、経済的に安定しているはずの30代や40代、あるいはそれ以上の人になると、審査に通らないことがあります。
それはなぜでしょうか。
若い人は発行が簡単
当サイトをご覧の方の中には、クレジットカード現金化の利点にお気づきの方も多いと思います。
クレジットカードさえあれば、困ったときに現金を手に入れることができますし、消費者金融などから借りるよりも、クレジットカードの審査は甘めだと言われています。
これから作ろうと思っている人もいることでしょう。
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クレジットカードを作るにあたっては、何らかの形で安定した収入があれば問題ないこと考えられています。
安定した収入がある人は、その収入に合わせて限度額を設定することによって、返済不能に陥る可能性は低いものです。
確かに、経済的な安定度は重要です。
しかし、必ずしも安定しているかどうかによって、審査の可否が決まるわけではありません。
実際、大学生や専業主婦でもつくれるカードもあるほどです。
学生は、経済的に安定しているとは言い難いにもかかわらず、クレジットカードを作ることができるのです。
筆者も、大学4年生の時にiphoneを初めて買い、アプリ購入のためにはクレジットカードがあった方が便利だということで、クレジットカードを契約しました。
なぜか同時に2枚も発行され、世間知らずだったため訳も分からず、「とりあえず年会費も無料だし・・・」などと思って契約したことを覚えています。
このとき、筆者はアルバイトをしておらず、安定した収入は一切ないにもかかわらず、発行できたのです(限度額は10万円でしたが)。
また、クレジットカード会社では若者の取り込みに積極的です。
クレジットカードは、一回作ればなかなか解約しないものですから、とりあえず若いうちから持ってもらい、機会があれば使ってもらうことによって、長期的に売り上げようとする意図があります。
若者には、特典さえ設けて利用を促しているのです。
20代は、まだ給料も高くはありませんし、就職難と言われる昨今では、20代のうちに転職を繰り返す人も少なくありません。
経済的に安定しているとは考えにくいです。
それでも、クレジットカードは数年後、数十年後にはその若者が経済力を安定した持つことを期待し、会社の長期的な成長を見据えて、積極的に発行しています。
年齢を重ねるにつれて審査に通りにくくなる
このように、クレジットカードをこれから始めて作る場合、若い人ならば問題ないのですが、30代、40代と年を重ねて来た人になると、審査に落ちてしまうことがあります。
安定した収入があっても、審査に落ちることがあるのです(既に作ったことがあり、2枚目を作る場合は別です)。
普通に考えるなら、30代や40代にもなれば会社での地位も安定しているものですし、経済的な余裕はありますから、クレジットカードを作るくらい問題なさそうに思えます。
クレジットカード会社としても、安定した客層は欲しいはずなのに、なぜ審査に落ちてしまうのでしょうか。
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それは、「信用度」にカギがあります。
若いうちからクレジットカードを持っている人は、信用があります。
20歳でクレジットカードを作った人が、30代になったならば、クレジットカードの利用を停止されるような事故もなく、10年以上にわたって信用を保ってきたことになります。
しかし、それまでクレジットカードを作ることなく、30代や40代になってからにわかにクレジットカードを作ろうとする人はどうでしょうか。
経済的に安定していたとしても、その年齢になるまで信用を築き上げてこなかったところに注目され、審査で大きなマイナスになるのです。
中には、20代で延滞などの金融事故を起こしてクレジットカードを止められた人が、7年後に個人自身用情報機関に金融事故の履歴が消され、30代になって再びクレジットカードを作ろうとする人もいることでしょう。
このように、30代や40代になってから、初めてクレジットカードを作ろうとする人は、「何か特別な理由があるのでは?」と思われ、クレジットカードを作らせないことが多いのです。
クレジットカードを作る際の「審査」は、その人の返済能力その他に「疑わしい点」がないかどうかを判断するためのものです。
したがって、「なぜこの年齢までクレジットカードを作らなかったのか?」と疑われてしまったならば、審査に通らないことがあるということです。
まとめ
クレジットカードを初めて作る時期は、早ければ早いほど審査に通りやすくなります。
もちろん、30代や40代になってからも、属性が非常に良いと判断された場合などには、審査に通ることもあるでしょう。
しかし、審査でマイナスポイントだと判断されることも多いのですから、どうせ作るならば早めの方がいいです。
クレジットカードは現金化に利用することもできますし、年会費無料のものならば、とりあえず持っておいて損をするものでもありません。
興味のある人は、できるだけ早く作った方がいいでしょう。
また、これから作ろうと思っている30代、40代の人も、審査に通りにくくなるものの、絶対に通らないというわけではないので、利用を申し込んでみるといいと思います。