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クレジットカード現金化マニュアル

「よく考えれば普通」というキャッチコピーには注意

クレジットカード現金化業者の中には、ごく普通のことを、自社の優良性をアピールするかのように宣伝している業者がいます。

必ずしも危険ではありませんが、危険である可能性もあるため、見過ごしてはいけません。

普通のことをアピールする業者

普通のキャッチコピーに注意

クレジットカード現金化業者の中には、悪質業者が多数存在しています。

悪質業者を見分ける方法もいくつか存在しており、それらを組み合わせることによって、確実に悪質業者を見抜いていくことができます。

その中の一つに、大したことないアピールポイントをしきりにアピールするというものがあります。

それが必ずしも悪いとは言えませんし、「それって普通じゃん」と思ってしまうことをアピールしている業者の全てが、悪質業者であると断定することはできません。

しかし、筆者が多数の業者を見て来た経験から言えば、このような業者は、

他の業者より大きく優れたアピールポイントがないため、普通のことしかアピールできない

悪質な要素を秘めているため、そこに目を付けられないように、普通のことでもアピールして利用者の判断を鈍らせる

という傾向があると感じています。

そもそも、他の業者よりも優れているからアピールポイントになるのであって、普通のことはアピールポイントにはならないものです。

例えば、今では携帯・スマホを使う時、インターネットを使えるのが当たり前であり、いくら使っても定額というのがスタンダードです。

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当初は、パケホーダイなどといって話題になったものですが、今ではあって当たり前の存在であり、「インターネットをいくら使っても無料!」などと宣伝している携帯会社はありません。

逆に、そんなところをぐいぐい推されても、違和感しかないでしょう。

クレジットカード現金化も同じです。

悪質業者や良くない業者は、どうでもいいことをしきりにアピールしている傾向があるのです。

例えばどんなこと?

普通のキャッチコピーに注意

では、クレジットカード現金化でみられる、普通のことをアピールする例をいくつか挙げていきましょう。

金利ゼロ!

普通のキャッチコピーに注意

よくみられるのが、「当店では金利ゼロです」といったアピールです。

しかし、これはいたって普通のことです。

なぜならば、クレジットカード現金化は貸金業者ではないため、利息を取られることも一切ないからです。

中には、「当店では手数料がかかるだけ!金利はゼロ」といった書き方も見受けられますが、これも当たり前のことです。

クレジットカード現金化は、手数料を取って現金化を行なうサービスであり、手数料を取って金利は取らないのが普通なのです。

むしろ、金利を取っているならば、それはもはや現金化業者ではなく、貸金業者です。

金融庁の登録番号が書いていなければ、違法営業の貸金業者ということです。

金利がいらないということは、その業者のメリットやアピールポイントではなく、クレジットカード現金化のシステムにおけるメリットに過ぎません。

それを、さも自社の営業努力でそうしているかのように宣伝していることに、違和感を覚える必要があります。

来店不要!

普通のキャッチコピーに注意

来店不要というのも、よく見るアピールポイントです。

来店不要といえば、手軽に利用できるような印象を与えられるため、知識のない利用者にとっては魅力になるのかもしれません。

しかし、そもそも店舗を持っていない業者が「来店不要」と宣伝していることもあります。

それは、「来店不要」ではなく「来店不可」です。

しかし、「来店不可」とすれば怪しいので、「来店不要」と書いているのでしょう。

細かいところにツッコんでいけばキリがないのですが、筆者は違和感を覚えました。

店舗でも営業している業者が、来店してもしなくても利用できるという意味から「来店不要」と書いているならばわかりますが、そもそも店舗がない業者にそのようなことを言われると、どこか違和感を覚えます。

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審査なし!

普通のキャッチコピーに注意

「当店では無審査です!」などというアピールも見かけますが、これも当たり前です。

クレジットカード現金化は貸金業ではなく、審査も不要だからです。

むしろ、本人確認以外にも、属性などを考えてサービスを行なっていたならば、現金化業者は成り立たないことでしょう。

それを、さも自社の営業努力かのように言われると、これもやはり違和感を覚えます。

最短〇分で振込!

普通のキャッチコピーに注意

「最短5分でお振込み!」など、最短〇分というアピールも良く見かけます。

これは、多くの業者が宣伝していることなので、一概にこのアピールをする業者が怪しいとは言えませんが、鵜呑みにすべきではありません。

そもそも、「最短」とは「最も短い場合」の意味です。

「最短ルートはこの道」ならば「最も短い距離のルートを選べばこの道」の意味であり、「最短5分」といえば、「最も短い場合で5分」という意味です。

したがって、最短10分で振り込むとしている業者は、あくまでもすべてが上手く整い、スムーズに進んだ場合には、最も短くて10分での振り込みが可能ということです。

決して、必ず10分で振り込まれるというわけではありません。

最短5分としている業者を利用したところ、5時間かかったとしても、最短5分に違いないわけです。

この点を鵜呑みにしてしまうと、トラブルの元になります。

すべてが悪質業者ではない

普通のキャッチコピーに注意

もちろん、上記のような当たり前のことをアピールしていたからと言って、必ず悪質業者とは限りません。

実際、優良業者の中には、クレジットカード現金化業者と貸金業者を混同している利用者に理解を促すために、

「当店はクレジットカード現金化業者であり、貸金業者ではなく、したがって無審査です」

という意味から、

「審査不要!」

と表示していることもあるのです。

クレジットカード現金化業者を選定するにあたっては、ホームページを全体的に見てみて、第一印象を掴むことが大切です。

そのとき、上記のようなアピールによって、

「あまりにも普通のことを言いすぎではないか?」

「なんだか胡散臭いな?」

という印象を受けたならば、その業者は避けるという使い方が良いでしょう。

普通のキャッチコピーに注意

実際、「当店では審査不要」「(店舗がないのに)来店不要」「最短10分でお振込み」「リボ・分割払いOK」などとアピールしており、それ以外にはアピールポイントがないある業者があります。

その業者では、これらのアピールをした後、

「これらのポイントがお客様の信頼につながり、業界ナンバーワンになることができました!」

などと書いています。

そのような記述を見た時、賢明な利用者ならば、

「こんな当たり前のポイントで業界ナンバーワンになれるなら、ほとんどの業者がナンバーワンになるじゃないか。ナンバーワンなんて絶対に嘘だ」

と考え、そのサイトが「嘘だ」と断定できるわけです。

嘘を大きく宣伝しているような業者が、健全であるはずはありません。

少なくとも、「優良業者である可能性」と「悪質業者である可能性」で比較すると、悪質業者である可能性の方が圧倒的に高いでしょう。

まとめ

普通のキャッチコピーに注意

クレジットカード現金化業者の数は多く、他社との差をつけるために、何でもアピールしておく業者も多いと思います。

しかし、あまりにも当たり前の内容を、さも自社が素晴らしいかのように宣伝している業者には、注意が必要です。

それらの宣伝によって、自社の悪質性を隠そうとする意図があるかもしれないからです。

当サイトでは、悪質業者を見抜くためのポイントを紹介していますが、本稿で紹介したポイントは、悪質業者だと断定するにはやや弱いポイントです。

しかし、間違いなく参考になるポイントでもありますから、是非覚えておいてください。

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