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クレジットカード現金化マニュアル

【要確認】クレジットカード現金化の注意点、悪質業者の実態

クレジットカード現金化業者の中には、悪質な業者もいます。

悪徳業者にだまされないためにも、クレジットカード現金化の注意点をまとめました。

クレジットカード現金化と悪質業者

クレカ現金化にせサイト

クレジットカード現金化は、信用情報に問題のある人や、総量規制に引っかかる人、定職についていない人など、あらゆる属性の人でも利用できる、非常に優れた方法です。

しかし、クレジットカード現金化業者の中には、悪質業者も多いという難点があります。

非常に便利な方法であり、誰でも手軽に利用できるからこそ、多くの業者のなかに悪質業者が潜み、手軽に利用しようとする人を待ち受けているのです。

したがって、悪質業者の手口を知り、悪質業者を正確に避けることによって、優良業者を利用する必要があります。

悪質業者の手口にも色々ですが、本稿では「偽サイトを使った手口」について学んでいきましょう。

偽サイトを使った手口

偽サイトを使った手口は、非常に厄介なものです。

なぜならば、見かけ上は非常に丁寧であり、ホワイトな印象を受けるからです。

グーグルも良質なサイトとして認識するのか、「クレジットカード現金化とは」などのキーワードで検索したとき、上位表示することがあります。

このような業者のホームページでは、クレジットカード現金化の概要、流れなどを丁寧に説明しています。

Q&Aコーナーまで設け、利用者の疑問を解消し、安全に使えるように見せかけています。

当然、クレジットカード現金化の初心者は、このようなサイトを見たとき、悪質業者であることを見抜くことができません。

むしろ、「この業者なら安心だ」と思って利用することになります。

しかし、このようなサイトが悪質業者であるというのは、よくあるケースです。

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そもそも、初心者はどの点に注意すればいいか知らないものですから、丁寧に、安心させようとするサイト構成になっている場合、その丁寧さや安全そうな点にばかり注目してしまいます。

これは、手品のようなものだと思えばいいでしょう。

手品にはタネがありますから、後ろから見られると、すぐにタネが分かったりします。

見るところを見れば、見破ることができるのですが、そこは手品師が話術で注意を逸らしたり、見られるポイントをずらしたり散らしたりすることによって、タネをうまく隠し、見る側をまんまと騙してしまいます。

悪質業者のサイトも同じです。

見るべきところを見れば、その業者が悪質であることを見抜くことができるのですが、業者がうまく丁寧さや安全そうな部分に注目させ、注意を逸らしてくるため、見るべき部分を見ることができず、騙されることになるのです。

その結果利用してしまい、騙された後になって、「そこは見ていなかった」と後悔することになります。

もっとひどいケースになると、「なぜこんな結果になったのか」と疑問しか残らなかったり、実際は騙されているのに、なんとなく良かったような気がすることもあるほどです。

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適切に見抜く方法

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ですから、いくら業者サイトの説明が丁寧だったからと言って、そこに惑わされてはいけません。

業者はサービスを提供する側であり、さらにクレジットカード現金化という、世間一般ではまだ信用度の高くないサービスを提供しているのですから、説明が丁寧であるのは当たり前のことです。

当たり前のことに感心してしまっているならば、その時点でやや危険です。

したがって、業者のホームページを見る時は、丁寧であることは当たり前として、その丁寧さによって隠そうとしていることがないかどうか、じっくり観察してみてください。

じっくり観察してみたとき、それが悪質業者ならば「あれ?」「おかしいぞ?」と感じるところが出てきます。

実際に、某現金化業者のサイトを観察していき、どのような点に着眼していくか、見ていきましょう。

では、実際にクレジットカード現金化のうち、筆者が悪質だと断定している業者Aについて観察してみましょう。

この業者のサイトは、一枚のページでつくられており、下に進むにつれて業者の概要は大体つかめる構成になっています。

取引の流れ、取引のポイント、利用者の声なども書かれており、丁寧な印象を与えます。

誇大広告に注意

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業者Aのホームページを見てみると、「冒頭からかなりとばしているな」と思ってしまうほど、誇大広告がひどいです。

「業界ナンバーワンの信頼と実績」

「利用者数ナンバーワン」

「換金率ナンバーワン」

「ユーザー満足度ナンバーワン」

などと華々しい言葉が並べられているのですが、これを見た時、「すごい業者だ!ここなら間違いない!」などと思うようでは危ないです。

そもそも、クレジットカード現金化業界は閉鎖的な業界であり、各業者に横のつながりも見られません。

そして、各業者の利用者数やユーザー満足度などは、各業者がそれぞれ公開しているものではありません。

公開していないということは、各社が把握できるのは自社の利用者とユーザー満足度であり、他社と比較できるものではありませんから、何をもって「ナンバーワン」と自称しているのか、その根拠がさっぱりないのです。

「業界第1位」「満足度第1位」などの宣伝を行なってよいのは、その比較が可能なデータがある場合だけです。

だからこそ、普通そのような宣伝をする際には、宣伝文句の隅に小さな字で、「『●●●(データ元)』による」とか、「平成××年度 ●●ランキング」とか、その宣伝の根拠を欠いているものです。

しかし、クレジットカード現金化ではデータがないため比較は不可能なのですから、その宣伝の根拠を提示することができません。

だからこそ、色々な業者がナンバーワンを自称するというおかしな状況にもなるわけです。

したがって、ご丁寧に「ナンバーワン」「業界最高」などの宣伝を行なっている業者は、悪質業者可能性が極めて高いと考えるべきでしょう。

換金率に注意

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業者Aでは、「ナンバーワン!」の宣伝に続き、「業界最高換金率98.8%!」という宣伝も行なっています。

確かに、この換金率を一寸たがわず守るならば、優良業者と言ってよいでしょう。

しかし、この業者では「業界最高換金率98.8%」という文言のほか、キャンペーンを除いて換金率に関する記載はありません。

普通、クレジットカード現金化では、利用額ごとに換金率が変動するのが普通であり、利用額ごとの換金率を記載していないというのはおかしなことです。

この業者でも、利用額によって換金率は変動するに違いありません。

少額の利用に対して98.8%を適用すれば、業者は確実に赤字になるからです。

それなのに、その実態を伝えることなく利用を促しているというのは、異常なことだと考えるべきです。

実際、筆者はこの業者に連絡して色々と確認を取ってみました。

業界最高換金率98.8%とありますが、10万円の利用ならば98800円受け取れるという認識でよいのですか?

と聞いてみると、

いえ、それは最高換金率なので、10万円だともっと低くなります。

と言われました。そこで、

では、何万円利用から98.8%ですか?また、10万円利用の場合には何%ですか?

と聞いたところ、「ちょっと待ってください」と言われて保留が5分ほど続き、その後、

あの、利用するんですか?しないんですか?

と言われました。

する気はありますよ。でも、詳しく教えてくれないと使えないじゃないですか。

といったところ、

でも電話も184だし、利用の意志があるようには見えないんですがね・・・

などと言ってきたので、これ以上聞き出すのは難しそうだと思い、電話を切りました。

おそらく、利用額ごとの換金率を記載せずに利用させ、大幅に引き下げた換金率を適用して振り込み、クレームがあれば「あれは最高換金率で、お客様の利用だと〇%です」などと言い逃れするつもりなのでしょう。

したがって、非常に高い換金率で誘っておきながら、利用額ごとの換金率を記載していない業者は利用すべきではありません。

安心のポイントが怪しい

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多くの業者では、安心のポイントを掲載し、利用者を安心させ、利用を促そうとしています。

この業者でも、

「最短10分で振り込み」

「土日祝日利用可能」

「審査なし」

「リボ払い・分割払いオッケー」

を売りにしています。

しかし、これは安心のポイントと言えるほどのものではありません。

最短〇分のトリック

クレカ現金化にせサイト

まず、最短10分で振り込みとありますが、これは決済確認から振込までの時間であり、実際に申し込んでから振込までの時間で考えると、30~1時間はかかるでしょう。

また、あくまでも“最短”10分で振り込みであり、これを「必ず10分で振り込み」であると考えてはけません。

最短〇分という言葉は、9分59秒99以下の振り込みはできず、10分から振込可能というものです。

言い換えるならば、「早くても〇分から」という言い方であり、短さを強調するための言葉ではないのです。

したがって、最短10分という記載は、10分でも、100分でも、1日でも最短10分には違いないのです。

正しく言うなら、最速10分です。それを最短10分と書くのには、何か裏があるのかもしれないと考えるべきです。

といっても、このような書き方をする業者はいくらでもありますから、一応疑うにとどめ、「実際にはどれくらいで振り込めますか?」と電話で聞きましょう。

そうすれば、「30分以内には・・・」などの答えが返ってくるはずですし、「明確に〇分とは言えません」などと言われた場合にも、「今日中には振り込めますか?」といったことを聞き、少なくとも即日振込の約束は取り付けておきましょう。

土日祝日オッケー

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土日祝日オッケーに関しては、休日にお金が必要になっている人にとっては、非常にありがたいシステムであり、確かに安心ポイントと言えるかもしれません。

しかし、この業者では単に「土日祝日オッケー」としか書かず、土日祝日でもオッケーになる条件は書かれていません。

優良業者と比較した時、優良業者も土日祝日も振込可能としていますが、土日祝日でも振込可能になるためにはインターネットバンキングが必要などの条件をきちんと記載しています。

したがって、この業者は「安心ポイント」と称している割には、不親切な記載をしていると言ってよいでしょう。

これだけを読んだ人が、インターネットバンキングを持っていないのに、普通の銀行でも土日祝日に振り込んでもらえると勘違いして利用してしまうかもしれません。

しかし、普通の銀行で利用した場合には、当然ながら土日祝日の振り込みはできず、翌営業日の振り込みになってしまいます。

審査なし

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審査なしを安心のポイントに挙げるのはおかしいでしょう。

確かに、審査がないのは安心できるのですが、それは「業者Aの安心ポイント」ではなく、クレジットカード現金化そのものの安心ポイントなのです。

それを、殊更に「当社では!」といったテイストで宣伝しているのを見ると、「それ以外にアピールできることないの?」と思ってしまいます。

悪質業者であり、本当ならば褒められるところ、安心させられるところがないからこそ、当たり前のことをアピールポイントにしているのです。

優良業者でも、審査不要ということを掲載していることがありますが、業者Aのようにでかでかと掲載し、声高にというテイストではありません。

リボ払い・分割払いオッケー

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これも、安心のポイントではありません。

リボ払いや分割払いができるのは、業者Aの優れた点ではなく、クレジットカードの優れた点です。

リボ払いや分割払いを受け付けるのはクレジットカード会社であり、業者Aではありません。

このような、他人のふんどしで相撲を取るような態度は、なかなか優良業者では見られないものであり、これもまた「それ以外にアピールできることないの?」といった疑惑の目を向けてもよいポイントだと言えるでしょう。

クレジットカード現金化の利点として、これらのアピールをするならば、優良業者でもやっていることであり、それほど目くじらを立てることはないでしょう。

しかし業者Aでは、

「当社は、他社には負けない4つのポイントで、信頼を保証します。」

と言っています。

最短10分、土日祝日OK、審査なし、リボ払い・分割払いオッケーといったポイントは、クレジットカード現金化に共通する利点であり、「他社に負けないポイント」などでは全然なく、信頼の保証になるようなものでもありません。

また、業者Aでは、

「この4つのポイントが多くのお客様からの信頼を獲得し、業界ナンバーワンの利用実績です!ありがとうございます!」

などとも書いています。

クレジットカード現金化業者としては平々凡々の特徴なのですから、「それが決め手となって業界ナンバーワンになれました」というのは、ほぼ嘘と見て間違いないでしょう。

詳しく観察していくと、矛盾点をいくつも見つけられるのが悪質業者というものなのです。

キャンペーンが怪しい

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キャンペーンをやっている業者ならば、そこも注意すべきです。

なぜならば、キャンペーンの多くは嘘だからです。

業者Aも、「今なら、ご契約いただいた方全員に換金率5%アップクーポンプレゼントキャンペーン実施中!」と書いています。

しかし、「今なら」という割には、このキャンペーンは筆者がクレジットカード現金化に携わり始めた2年以上前から続いているものです。

しかし、「在庫処分セール中!」などといつでも宣伝しているお店はあるものですから、その点を問題視する必要はないでしょう。

問題視するのは、このキャンペーンの内容です。

この業者では、「業界最高換金率98.8%」と言っています。

これが本当であり、換金率5%アッププレゼントも本当ならば、換金率は103.8%になり、業者は取引する度に3.8%分の赤字となります。

そのような業者が何年も営業できるはずはありません。

したがって、このキャンペーンも嘘だとみなすのが妥当です。

実際、電話で聞いてみても、要領を得ない回答でした。

換金率5%アップってキャンペーンがありますけど、98.8%の換金率と足したら103.8%になるってことですよね。
そうですね。
そうなるんですか?
えー、そういうことですね。
でも、そしたら業者が3.8%の赤字になっちゃいますよね。
いやだから、キャンペーンには条件があります。
条件ってなんですか?
一定額を利用していただくとか、何回も利用していただくとか。
でも、『ご契約いただいた方全員』って書いてますよね。
それは、一定額を利用したり、何回も利用したりっていう契約をした人っていうことです。
何回も利用する契約なんてあるんですか。
そうですね。
何回契約ですか。
それは・・・

といった感じで、おそらくその場で口から出まかせを言っているとしか思えない回答が続きました。

おそらく、あらゆる言い逃れによって、キャンペーンが適用できないことを納得させれば、それで良いという方針なのだと思います。

大体、一方では換金率の高さをアピールし、もう一方ではキャンペーンでアピールし、両方のアピールポイントを同時に見たら明らかにおかしい場合などには、疑うべきです。

業者は、赤字になるような商売はしないのが普通ですから、何かからくりがあるのです。

このようなポイントを見ることによって、少なくとも業者が何かを隠そうとしていることが分かるのです。

体験談がうさんくさい

クレカ現金化にせサイト

業者Aは体験談も記載されています。

それを読むことによって、色々な人が利用しているように錯覚させているのですが、このような体験談もほとんどは自作自演だと考えて問題ありません。

業者Aの体験談の中には、会社員の体験談があります。

簡単に言うと、

出張が多いサラリーマンです。出張の時は経費を立て替えなければなりませんが、お金がなくて困ったとき、業者Aを利用して現金を作ることができ、助かりました。

といったことが書かれています。

しかし、クレジットカードを持っている会社員が、いくら現金がなかったからと言って、こうも安易に現金化を利用するとは考えにくいです。

今の世の中、あらゆる支払いをクレジットカードでできる世の中です。

出張で利用するといえば、ホテル、外食、交通などでしょうが、これらは全てクレジットカードで決済が可能です。

コンビニでの買い物などもクレジットカードで決済できますし、クレジットカードで決済できずに困ることの方が少ないでしょう。

この体験談は、100%嘘とは言い切れないものの、99%嘘だと言ってよいでしょう。

仮に、本当であったとしても、

「クレジットカードのショッピング枠を使って出張を乗り切るよりも、クレジットカードのショッピング枠を使って、業者に安くない手数料を支払って現金化し、それによって得られた現金によって出張を乗り切った方が良い」

と判断したという、極めて異常な思考回路を持つサラリーマンの体験談であり、他の利用者への参考にはなり得ない内容です。

それを、さも「当社がおすすめの理由」といったテイストで書き散らしているというのは、怪しいと疑うべきポイントです。

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まとめ

クレカ現金化にせサイト

一見、丁寧なつくりであり、安心させることに努めているようなサイトでも、詳しく観察してみれば、怪しい点がたくさんあることが分かったでしょう。

悪質業者だからこそ、サイトを見ただけでも矛盾点がたくさん見つかるのは当然のことです。

そして、電話して突っ込んでみると、もっと怪しいことがたくさん見つかります。

皆さんも、クレジットカード現金化業者のサイトを見る時には、それが一見丁寧で安心できそうだと感じた場合でも注意してください。

本稿の見方も参考に、色々な角度から観察していくことが大切です。

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