クレジットカード現金化業者、優良、悪徳の見分け方
雑誌広告やインターネット広告で、クレジットカードの現金化というワードを目にするようになりました。
現金化業者は多いので、どうやって選んで良いのか悩んでしまいます。
そこで、ここでは3つのチェックポイントを紹介します。
見出し
現金化業者のホームページ3つのチェックポイント
雑誌広告やインターネット広告で、クレジットカードの現金化というワードを目にするようになりましたが、実際にどのようなものか分からないもの。
現金化業者も多いので、どうやって選んで良いのか悩んでしまいます。
そこで、ここでは3つのチェックポイントを紹介します。
まず、重要なポイントはクレジットカード現金化業者のホームページをチェックすることです。
こういった業者は店舗を持たずインターネット上だけで運営している場合もあり、ホームページが業者の顔の役割も持っているのです。そのため、ホームページの情報は非常に重要です。
まず、ホームページにアクセスしたら業者の所在地を確認しましょう。
多くの場合、ホームページ下段にある会社概要の項目に記載されています。
ここですんなりと所在地が見つかれば問題ありませんが、リンク先が非常に分かりづらい、そもそも会社概要のページが無い、などの場合は非常に危険です。
特に会社概要の無いような業者は話になりませんので、絶対に関わってはいけません。
しかし、いくら所在地が記載されていたとしても、架空会社の所在地を記載しているケースもあります。
そのため、しっかりと建物名まで記載されている業者を選びましょう。
所在地が見つかったらその住所で検索をして、会社が実在するか確認をしてください。
中には別の運営会社があるケースもありますので、運営会社名で検索をしましょう。
安心出来る業者であれば運営会社のホームページがヒットするはずです。
会社概要でチェックすべきポイントはほかにもあります。
必ず運営代表者の名前も確認しておきましょう。
一般的な企業であれば運営代表者の名前が記載されているものです。
そこで、運営代表者の名前が記載されていない、苗字しか記載されていない、などの場合は避けましょう。
これは摘発の危険から逃れるため、と考えられます。
優良業者であれば運営代表者の名前が必ず記載されています。
最後にチェックするポイントは電話番号です。
固定電話であれば問題ありませんが、中には携帯電話番号だけしか記載されていない場合もあります。
こういった業者は雑な運営をしている証拠ですので危険です。
固定電話を引くにはある程度の手間がかかりますので、悪徳業者は足がつくことを恐れて携帯電話だけの場合もあります。
必ず固定電話の番号が記載されている業者を選びましょう。この3つのチェックポイントを意識するだけで、悪質な業者を避けることが出来ます。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
審査不要は当たり前?
消費者金融からキャッシングをすることに抵抗のある方は少なくありません。
さらに、書類が自宅に届いたら家族に見つかってしまうでしょう。
しかし、クレジットカードの現金化であればその心配はいりません。
賢く利用することで、お金に関するトラブルを回避することが出来るのです。
それ以外にも消費者金融以上のメリットがあり、代表的なものは審査でしょう。
消費者金融には総量規制という決まりがあり、年収によってキャッシングの額が定められているのです。
そのため、複数の消費者金融から借り入れがあると、それ以上のキャッシングが出来ないというケースがあるのです。
さらに、その手続きも簡単ではありません。
無人契約機でも契約は可能ですが、無人契約機へ行くまでに誰かに見られてしまうというリスクがあります。
誰もがキャッシングをしていることを知られたくないもの。
さらに収入証明書や身分証明書などが必要になり、審査に時間がかかってしまいます。
これで審査に通過出来れば良いのですが、通過出来なかったらすべて意味が無くなってしまうのです。
そのため、審査は面倒、時間がかかるというマイナスイメージがありますが、クレジットカード現金化の審査はどのようなものなのでしょうか。
クレジットカード現金化の場合、金融業ではありませんのでそういった審査は必要ありません。
あくまでショッピング枠を利用するものです。
そのため、審査をせずとも利用することが出来るのです。
ホームページや広告には必ず「審査不要」と記載されているでしょう。
しかし、中には個人情報を必要以上に聞き出す業者もありますが、そういった業者は個人情報を悪用することが考えられるので注意しましょう。
こういった業者を利用する方はお金に困っています。
そのため、個人情報がヤミ金業者に転売され、ダイレクトメールや電話などでしつこい勧誘が行われるのです。
ヤミ金業者は法外な貸し付けや厳しい取り立てを行っているので関わってはいけません。
業者に対して少しでも不信な部分があったら避けましょう。
しかし、手続きが一切無いわけではありません。
運転免許証などの身分証明証とクレジットカードが必要です。
これらの裏表をスマホや携帯電話で撮影し、業者に送信して手続きを行います。
これは、偽造カードや盗難カードを防ぐ、申込者とカードの名義が一致しているかの確認、などの意味があります。
これらのチェックが行われた後に利用が出来るのです。
必要書類と個人情報
クレジットカード現金化とはカードのショッピング枠を使用するだけですので、利用する際に消費者金融のような審査は必要ありません。
こういった手軽さから多くの人に利用されています。
しかし、いくら審査不要のカード現金化だったとしても、手続きが一切無いわけではありません。
手続きでの必要書類は自分名義のクレジットカードです。
他人のカードを利用することは出来ません。
そのほかに必要なのは身分証明証です。
顔写真のある運転免許証やパスポートが良いでしょう。
多くの業者は店舗を持たず、インターネット上だけで営業を行っています。
そのため、これらをスマートフォンや携帯電話で撮影し、その画像データを業者に送らなければなりません。
こういったものは個人情報ですので、画像データの提出に抵抗のある方もいることでしょう。
しかし、業者はこれらの画像データを基にして、偽造カードや盗難カードではないかを判断しています。
さらに、いくらカードが本物だったとしても本人の名義でなければ使用出来ません。
そのため、身分証明証が必要になるのです。
中には保険証などが身分証明証として利用出来る業者もあるので、事前に確認しておきましょう。
しかし、カード情報や住所氏名などは個人情報です。
特にカード情報はヤミ社会において1件あたり4000円ほどで取引されています。
そのため、本当に信頼出来る業者と判断出来るまでこういった情報を渡してはいけません。
個人情報を転売される可能性があるのです。
少しでも怪しい部分があったら情報を渡してはいけません。
残念なことですが利用者を騙そうとする悪徳業者は存在します。
そのため、こういったリスクを理解した上で利用しましょう。
中には現金化を一切せず、最初から個人情報の抜き取りを目的にした業者もあるので、安全に注意してください。
また、気軽に利用出来ることから、カード会社への返済が滞ってしまうケースも少なくありません。
基本的にカードの返済は一括払いですので、どうしても返済が間に合わなくなってしまうのです。
そのような際、ほとんどのカード会社では後からリボ払いに変更することが可能ですので、そういったサービスを利用しましょう。
しかし、一括払いであれば利息はかかりませんが、リボ払いは利息が発生してしまいます。
そういった部分に注意してリボ払いに変更しましょう。
何より大切なことは、カード会社への返済も視野に入れて利用することです。
キャッシングと同様に計画的に行いましょう。
【最新】悪徳業者の手口とは
カード現金化業者の大半は優良業者ですが、中には残念なことに利用者を騙す悪徳業者も存在しています。
そういった業者の詐欺被害に遭わないため、悪徳業者の手口を知っておきましょう。
こういった手口は年々巧妙になっています。
代表的な手口は「還元率は最大98%」などの謳い文句です。
まず、重要なポイントは換金率です。
業者ごとに設定されており、これによって受け取る金額が異なります。
90%の業者だった場合、ショッピング枠10万円分を依頼すると、9万円の現金を受け取ることが出来、95%だった場合は9万5000円になります。
つまり、換金率の違いによってこれだけの差が生まれるのです。
利用者の誰もが少しでも多くの現金を受け取りたいと考えるので、どうしても換金率の高い業者を選んでしまうのです。
多くの業者では取引する金額が高くなるに連れ、換金率も高くなるシステムを採用しています。
そのため、98%という数字は決して嘘ではありません。
しかし、98%を実現させるには500万円以上のショッピング枠を一気に使わなければならないのです。
そもそも、500万円以上のショッピング枠を持っている方は、それになりにお金を持っている方でしょう。
そういった方がお金に困るとは思えません。
しかも、それだけの額を手にした場合、翌月の支払日にカード会社へ一括で返済しなければならないのです。
あまり現実的では無いでしょう。実際に利用する額は10万円から50万円ですので、現実的な換金率は80%前後です。
そのほかに悪質な業者の手口として、キャンセル料があります。
これは業者がわざと低い換金率を提示して利用者がキャンセルすると、突然高圧的にキャンセル料を要求するというもの。
キャンセル料のほかに、審査手数料や保証金という名目でお金を要求するケースもあります。
さらに、業者によって「誰でも最短5分で現金が受け取れる」と謳っている場合もありますが、これも難しいでしょう。
特に新規の利用者は必要書類の手続きなどで5分以上かかってしまうもの。そのため、極端に短い時間を提示する業者も避けましょう。
さらに怖いのはヤミ金業者への個人情報の転売です。
最初から転売目的で個人情報を集め、契約が成立したとしても個人情報が転売されてしまいます。
カードのショッピング枠が限界に達したら、その後にヤミ金が電話勧誘などを行って来るのです。
ヤミ金では年利1000%以上の法外な金利で貸し付けを行っているので、関わってはいけません。
【悪質】詐欺被害まとめ
クレジットカード現金化は非常に便利なものですが、中には悪徳業者に詐欺被害を受けることもあります。
ここではいくつかの詐欺被害例を紹介しますので、知識を身につけて被害を避けましょう。
詐欺被害のひとつで多く見られるのは換金率に関するものです。
多くの業者はホームページに換金率を記載していますが、それだけの金額が受け取れないケースもあるのです。
特に95%以上を謳っていたとしても、実際には60%程度ということも少なくありません。
利用者は95%に釣られて申し込みをしますがいざ手続きをすると、事務手数料や審査料という名目で金額が減らされてしまうのです。
優良企業であればそういった手数料は発生しません。
実際には審査などはほとんど行われないので、業者に手間はありません。
そもそも、手数料などは発生しないのです。
業者からキャンセル料を脅し取られるケースもあります。
業者にお願いして手続きを進めていると、最初は換金率80%だったにもかかわらず75%程度に下げられてしまうのです。
利用者は80%だと思って手続きを進めているので、それ以下の換金率で申し込みはしたくないものです。
そこで業者に断ろうとすると、突然キャンセル料を要求されるのです。
業者にキャンセル料を強く迫られると、どうしても断りづらくなってしまいます。
さらに、それを断るとキャンセル料だけでなく迷惑料を要求されることもあります。
実際にはキャンセル料や迷惑料もありません。
業者の中には「誰でも最短5分で振込可能」と謳っているにもかかわらず、いつまでたっても振り込まれないこともあります。
特にスピードを売りにしている業者もありますが、最短5分で振り込みは難しいものです。
特に利用者が初めてだった場合、どうしても手続きで時間がかかってしまいます。
さらに、業者に振り込みについて電話をすると、電話が繋がらなくなってしまうのです。
そういった悪質な業者のホームページには、住所や代表者名などの情報は一切ありませんので、クレームを入れることも出来ません。
あまりに速い振り込み時間を謳っている業者は避けましょう。
また、消費者金融のような審査の手間が無いことから、気軽にショッピング枠を現金化することもあります。
しかし、手続きで個人情報を伝えた翌日から、ヤミ金から勧誘電話やダイレクトメールが届くこともあるのです。
これは個人情報がヤミ金業者に転売されていることが考えられます。
優良業者であるか分からない場合、個人情報を伝えてはいけません。
【危険】悪徳業者による被害
悪質な詐欺行為をする業者の手口は年々悪質かつ巧妙になっています。
中には電話で申し込みをしている時点で詐欺行為が始まっている、気づかないうちに詐欺行為の被害に遭っている、などのケースもあるのです。
こういった事例を知っておくことで、詐欺被害から身を守ることが出来ます。
業者と手続きを進めて行く上で少しでもここで紹介するようなことがあったら、その業者は避けるべきでしょう。
近年日本を騒がせている事件のひとつに振り込め詐欺があります。
振り込め詐欺の被害者の多くは老人というイメージがありますが、ターゲットはそれだけではありません。
「自分だけは大丈夫」と考えている方も、振り込め詐欺グループはターゲットにしています。
特にクレジットカード現金化の利用者はお金に困っているため、非常に切羽詰まった状況です。
こういった利用者に対して、「もっと高い換金率で現金を渡すことが出来る」、「手続きの再処理が必要」などの理由をつけて、利用者の口座に振り込まれた現金を自分たちに振り込ませようとしているのです。
もちろん、このような行為はすべて詐欺行為ですので、口車に乗せられてはいけません。
このような話しを聞くと「自分は絶対引っかからない」、「こんな単純な手口に騙されるなんて信じられない」と考えることでしょう。
しかし、お金に困っているとこのような単純な手口にも引っかかることがあるのです。
とにかく、クレジットカードを現金化した後に業者側が連絡を入れて来ることはほぼありません。
怪しい連絡はもちろんのこと、再度サービスの紹介をするような業者は危険ですので、それ以上関わらないようにしましょう。
中にはヤミ金業者を斡旋する業者もあります。
申込手続きをすると「当社ではこのカードに対応していないので対応している業者を紹介します」、などと言って別の業者を紹介してくれるのですが、その業者がグルになっているヤミ金業者なのです。
このように単純な手口ですが、現金を必要としている方は冷静な判断が出来ません。
そして、ヤミ金からお金を借りてしまうのです。
一度ヤミ金業者から借金をしてしまうと、長年にわたって暴利を巻き上げられてしまうでしょう。
悪徳業者はヤミ金とパイプを持っていますが、優良業者を装ってヤミ金に個人情報を転売することも少なくありません。
実際に契約を結んでから転売をすることもありますが、中にはホームページの問い合わせフォームに個人情報を入力した時点で、すぐさまヤミ金業者に転売しているケースもあります。
クレジットカード現金化で逮捕される可能性
クレジットカードの現金化とは商取引の偽装を行っており、貸金業法や出資法のグレーゾーンを利用したサービスです。
つまり、このグレーゾーンの範囲内であれば業者が摘発されることはありません。
2003年になるとキャッシュバック型という方法が主流となり、2006年になると貸金業法が改正されました。
これによってキャッシングの審査が非常に厳しくなってしまったのです。
これによってキャッシングを行っていた業者が、グレーゾーンであるクレジットカードの現金化を始めるようになりました。
この時期から業者が急増したのです。
しかし、これまでグレーゾーンと考えられていましたが、2011年8月にクレジットカード現金化業者が日本で初めて逮捕されてしまったのです。
その際の容疑は出資法違反です。
逮捕された業者が行っていた行為は、ほぼ無価値の商品を利用者に50万円でカード購入させ、その後に業者は40万円のキャッシュバックを行っていました。
これを換金率にすると80%です。
つまり、一般的な業者とほとんど変わらないものでありながら、逮捕されてしまいました。
これで逮捕されてしまった最も大きな理由は、派手にやり過ぎたことが考えられます。
この業者は2回目以降の利用者に対して書類上の処理だけを行っており、商品のやり取りが行われませんでした。
さらに、初回の利用者に対してはカード利用の決済を業者が行っていたのです。
こういった行為が続いたことで警察が動き出したと考えられています。
ここで気になるのは「利用者側も逮捕されてしまうのか」という点でしょう。
現在の法律では利用者が摘発されることはありませんし、これまでに利用者が逮捕されたケースもありません。
雑な営業を行った業者が摘発されてしまうケースもある、ということです。
業者が摘発されるケースとは、無価値な商品に対して高い値段をつける、利用者が商品を選ぶことが出来ない、2回目の利用者に対して商品のやり取りをせずに書類上の処理だけを行う、業者が利用者のカードの決済処理を行う、などの場合です。
こういったことを行うと、金貸し目的でショッピング枠を利用している、と考えられてしまいます。
さらに、出資法違反となるので摘発の対象となってしまうのです。
こういった行為をしていなければ安全ですが、少しでも雑な営業をしてしまったら摘発されてしまいます。
雑な営業を行う業者と関わってしまうと、利用者に被害が及ぶ可能性も考えられますので注意しましょう。”
法人への需要
日本の景気は良くなっていると言われていますが、それを実感しているのは大企業だけではないでしょうか。
中小以下の企業はそういった実感が分かりづらいものです。
そういったことから中小企業に対する銀行からの風当たりは強く、貸し渋りや貸し剥がしが厳しくなっています。
そのため、中小企業が資金繰りに頭を悩ませるケースは少なくありません。
消費者金融に手を出してしまったら会社の信用情報に傷がつくイメージがあります。
そういったことから、法人名義クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法が注目されています。
もちろんこういった行為は個人名義のカードと同様にグレーな行為ですが、逮捕されるようなことはありません。
こういった行為で窮地をしのぎ、立て直しに成功した企業は少なく無いのです。
中小企業が資金繰りに悩む理由はさまざまですが、最も多いのは従業への給料の支払いです。
しかし、銀行が貸し渋りを行っていたら支払いが滞ってしまいます。
そこで、グレーゾーンと分かっていながら、法人クレジットカードの現金化を行う経営者は存在します。
そのため、こういった行為は仕方の無いことなのかもしれません。
法人名義のカードは個人カードでは得られないメリットがあります。
最も代表的なものはショッピング枠の限度額でしょう。
法人名義のカードは個人名義よりも高額に設定されているため、一度に高額の現金を手にすることが出来るのです。
さらに、扱う額が高額になればなるほど換金率もアップします。そのため、企業のピンチから逃れることも可能なのです。
しかし、こういった行為は資金繰りの最終手段として考えておきましょう。
銀行などあらゆる手段を尽くして、それでも資金繰りに悩んでしまったときなどの方法として捉えてください。
また、たとえ黒字が続いていたとしても突然資金繰りが回らなくなることもあります。
キャッシュフローの兼ね合いで倒産してしまうケースもあるのです。
銀行からの融資が得られなかった最悪のシチュエーションを想定して、このような法人向けカードのりよう方法がある、と知っておいても良いでしょう。
法人名義カードの現金化サービスを安全に利用したいと考えるのであれば、法人名義のカードに特化した業者を選びましょう。
こういった業者であれば個人向けカードよりも換金率を優遇してくれるため、同額でありながらより多くの現金を手にすることが出来ます。
中には95%という換金率もあります。
利用する前に知っておくべきトラブルと対処法
クレジットカードの現金化をする上でトラブルに巻き込まれるケースもあります。
そのため、ここでは利用する前に最低限知っておきたい知識を紹介します。
これらを知っておくことでトラブルを回避することは可能なのです。
優良業者であれば詐欺被害に遭うことはありませんが、中には悪徳業者も存在しています。
こういった悪徳業者はヤミ金業者や反社会的勢力と繋がりを持っているため、利用者を常に騙そうとしています。
中でも最も多いのは個人情報の悪用です。
ヤミ金業者からのしつこい電話勧誘、ダイレクトメールでの勧誘などがあったら、ヤミ金業者に個人情報が転売されてしまったという証拠です。
クレジットカードの現金化において本来審査というものはありませんが、しつこく個人情報を聞き出そうとしていたら危険なサインです。
また、こういったクレジットカード現金化サービスは、カード会社の利用規約に反する場合がほとんどです。
不審な利用方法がカード会社に見つかったら、カードの利用停止や退会処分などのペナルティを受けることも考えられます。
普段では考えられない大きな額を利用したら不審がられるでしょうが、通常の利用範囲内でしたら発覚するリスクは下がります。
さらに、優良業者を選ぶことでリスクを軽減させることも可能です。
さらに、本来の目的とは別にショッピング枠を使用することは、カード会社を騙すことになります。
これによって詐欺行為にみなされるとも考えられるでしょう。
これまでに利用者が摘発されたケースはありませんが、今後の法改正などで摘発されることも考えられます。
利用を考えているのであれば、法律の動向にも注目しましょう。
また、中にはホームページの換金率と異なる場合もあります。
相場は80%ですので、異常に高く設定されている業者は避けましょう。
事務手数料などの名目で引かれてしまい、手元に入る現金は60%程度に下がっているケースもあります。
優良業者であればこのような手数料はありません。
場合によっては現金が振り込まれない、という明らかな詐欺行為を働く悪質な業者もあります。
そこまで行かなくとも入金が遅い、入金を分割にされた、などの詐欺行為もあります。
本来であれば銀行の翌営業日には振り込まれているはずなのです。
こういった行為を行う業者は悪質ですので、個人情報をヤミ金業者に転売されている可能性もあります。
手続きをしている上で少しでも怪しさを感じたらその業者は避けましょう。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
これで安全!優良業者の正しい見分け方
クレジットカード現金化は法律的にグレーゾーンとされていますが、中には老舗とされている業者もあります。
つまり、優良な業者も存在しているということです。
しかし、利用者を騙そうと考える悪質な業者も絶えませんので、優良業者と悪徳業者を見分ける方法を身につけましょう。
多くの業者は窓口を持たずインターネット上だけで営業を行っています。
そのため、業者のホームページは業者の顔でもあるのです。
ホームページには大きく換金率が記載されているものですが、それが98%などとなっていたら要注意です。
優良業者の相場は80%とされているので、極端に高い業者は避けましょう。
仮に98%を謳う業者と契約をしたら、事務手数料や審査料などの名目で現金を減らされてしまい、最終的には60%程度になることもあるのです。
これは優良業者よりも低い数字ですので、最終的には損をしているのです。
確かに換金率は現金化をする上で非常に重要な数字ですが、それにつられてはいけません。
「自分は絶対に大丈夫」と考えがちですが、急に現金が必要になると人間はどうしても冷静な判断力を失ってしまいます。
そのため、このような単純な手口に騙されてしまうのです。
そのほかに大切なポイントは業者の所在地です。
企業のホームページには必ず所在地が記載されているものですが、詐欺行為を働く業者は所在地が怪しい場合もあります。
実際に存在しない住所、住所があったとしても空き家になっている、などのケースも少なくありません。
ホームページを見た時点で優良業者と思ったとしても、所在地の表記が怪しいということもあるのです。
さらに、代表者の氏名もチェックしましょう。
悪徳業者の場合は代表者の氏名を記載しないこともあります。
利用を検討しているのであれば実際に電話で問い合わせても良いでしょう。
しかし、ここで注意したいのは電話番号です。
固定電話の番号でしたら問題ありませんが、中には携帯電話番号だけの業者もあります。
そういった業者は詐欺行為を働いており、すぐに逃げられるように携帯電話番号だけを記載しているのです。
そして、電話越しのスタッフの対応にも注意してください。
マナーの悪い業者は避けるべきでしょう。
さらに、口コミサイトで情報を集めるという方法もあります。
こういったサイトには利用者の声がダイレクトに反映されているため、優良業者か悪徳業者かを見分ける判断材料になります。
トラブルに巻き込まれないようにするため、こういった知識は自ら得なければならないのです。