カード現金化の方法と、利用停止にならないための注意点
カードの現金化の手順、やってはいけない現金化の方法、利用停止にならないための注意点をまとめました。
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カード現金化とは
カード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を使って業者が指定する商品を購入してキャッシュバックを受けることによって、お金を得る方法です。
貯金がなく、クレジットカードのキャッシング枠も既に使い切ってしまったにもかかわらず、急な出費を強いられた時などに利用できる方法であり、使い方によっては大変便利なものです。
どれくらいのキャッシュバックを受けられるかは利用する業者によって異なり、できるだけ高い還元率でありながら不正のない優良業者を利用することや、利用時間はどのようになっているかなど、色々な点から判断して優良業者を利用すれば、困った時の助けとなってくれることでしょう。
ネットバンキングを持っており、なおかつ夜間も営業している業者を利用すれば夜間の振り込みにも対応してもらうことができます。
カード現金化の方法
利用方法を簡単に説明しておきましょう。
利用は申し込みから取引成立まで、全てネットで行うことができます。
1、業者のピックアップ
ネットで情報を念入りに収集して優良業者を割り出します。このとき、間違っても口コミを参照しないようにしてください。
ネットの口コミには悪徳業者による書きこみも非常に多いため、それを避けて本物の口コミを見つけ出すのは経験豊富な人にしか無理なことです。
2、申し込み
優良業者を割り出したら、申込フォームに必要情報を記入し、申し込みを行います。消費者金融やローンの申請を行った時のような審査が行われることはなく、身分の確認さえ出来れば問題なく申し込みは受け付けてもらうことができます。
面倒な手続きもなく、クレジットカードさえあれば利用することができます。
3、業者の確認
申し込みを受けた業者はカードと身分を確認し、電話連絡を行います。
そこでは利用内容の確認や、希望金額の確認が行われ、そしてサービス利用の意志確認が行われます。
4、カードで商品購入
意志確認ができたならば、業者が指定する商品をカード決済で購入します。
5、キャッシュバック
購入が業者の方で確認できたならば、スピード自慢の業者ならば5~10分でキャッシュバック分のお金を振り込んでくれます。
6、商品の郵送
後日、購入した商品が送付されます。
ここで業者との取引は完結し、その後連絡を取り合う必要はありません。
送料や手数料などはキャッシュバック分から差し引かれているため、別途料金請求があると言うこともありません。
7、商品購入代金の支払
もちろん、購入した商品は、通常のカード支払いと同様の方法で支払いを行い、返済していきます。
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カード利用停止にはならないの?
クレジットカードの現金化は、全てのカード会社が利用規約で禁止している行為です。
しかし、形態的な部分を簡潔に観てみれば、このカード現金化の方法は業者が指定した商品を購入してキャッシュバックを受けているだけであり、なんら規約違反には当たらず、利用停止になることはありません。
しかし、その他の現金化の方法を行った時には、場合によっては利用停止になることもあります。
それは、カード会社から不正利用の疑いを受けた時です。
返済期日を守っているにもかかわらず、いきなりカードが利用停止になっているときは、ほとんどの場合において不正利用を疑われたときなのです。
例えば、普通は光熱費や携帯料金などといった出費のみをクレジットカードで決済している人が、いきなり高額のブランド物を複数購入した場合等です。
通常は怪しまれた時には急に利用停止になるのではなく、疑いが生じた事象についての説明を要求する電話があります。
そこで、きちんと不正ではないことを説明できれば何ら問題ないのですが、急に利用停止になることもあります。利用停止になる代表的なケースは、 換金性の高い商品を購入することです。
ゲーム機やブランドバッグ、商品券などは売ることでお金を手にすることができる換金性の高いものです。
また、中古でもすぐに買い取ってもらうことができるため、現金化に適しています。
普段からクレジットカードでそのようなものを買っている人ならば疑われにくいのですが、お金に困った人が急にそれらのものを購入すると疑いを生むこととなります。
商品の売却による現金化は注意
冒頭で紹介した、キャッシュバックによるカード現金化の方法は利用規約に違反するものではありませんが、もし業者指定で購入した商品を転売し、それがバレてしまえば利用停止になります。
クレジットカードで購入した商品は、完済するまでは法的な所有者がカード会社になっているため、いくら実際に所有しているのが自分だからと言って、勝手に売り払うことは禁止されているのです。
とはいえ、個人が購入したものを売り払ったとしても、それがバレてしまうことはほとんどあり得ないものです。
したがって、「この人は転売しているに違いない」と確信されるようなカードの使い方をしていた場合に、利用停止になるのです。
たとえば、換金性の高いハードとしてニンテンドーの3DSの最新型のものを複数の店舗で何台も購入するなどしていれば、それはほぼ間違いなく疑いの対象となります。
1台ならまだしも、何台も購入すると言うのは一般的にあり得ないことであり、換金を疑われてしまうに違いありません。
この他、商品券・ギフト券・新幹線の回数券なども換金性が高いため、カード会社は利用に目を光らせています。
例えば、自分居住地区とは全く無関係の新幹線の回数券を購入すれば、これはかなり疑われやすいでしょう。確かに換金性は高いのですが、ハイリスクな方法と言えます。
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利用停止にならないために
したがって、換金目的でカードを利用するのは控え、冒頭に紹介したキャッシュバックの方法で現金化を行うようにしましょう。
ショッピング枠を利用することで現金を手にしているのは事実であるものの、カード会社の利用規約に違反しているわけではなく、カード会社もこのようなサービスの存在にやきもきしていることでしょうが、利用を停止する事はできません。
しかし、やはりグレーゾーンの換金方法であるには違いなく、カード会社も不正利用として摘発したい想いがあります。
したがって、カード会社によっては、きちんとしたクレジットカード現金化業者に依頼したとしても、不正利用の疑いありとして利用停止に踏み切る可能性もあります。
そのようなことを防ぐためには、
・普段からたまにネットショッピングなどでカード決済を利用すること
・現金化サービスを連続で利用しないこと
などに留意しておきましょう。
最近はネットショップも非常に便利なものが多いので、これまで利用したことがない人も、これを機にヤフーオークションを利用してクレジットカードでの簡単決済をしてみる、アマゾンや楽天などのネットショップで割安で商品を購入してみるなどしてみるとよいでしょう。
まとめ
カード現金化によってクレジットカードが利用停止になると、信用情報に傷が付き、住宅ローンや自動車ローンを組む時に不利になり、大変不便な思いをすることとなります。
しかし、支払いの遅延などがない限りは、もしカード会社が不正利用を疑って電話をかけてきたときにも、
「ネットショップで欲しいものを買っただけです」
と落ち付いて対応すればすぐに利用再開となり、何の問題も起きないことがほとんどです。
情報化社会の現代、現金を手にする方法も非常に多様化しています。
その中には、カード現金化を始め、便利な利用方法はたくさんあります。
これらを上手に活用していくことによって、より充実した人生を送ることができるのです。