クレジットカード現金化、口コミの実態。自作自演がほとんど?
クレジットカード現金化業者を選ぶとき、口コミサイトを参考にして選ぼうとする人がいます。
しかし、その選び方は非常に危険です。
口コミサイトは、ほとんど自作自演で固められているからです。
安易な業者選びは危険
クレジットカード現金化業者は非常に多いため、どの業者が本当に良いのか、迷う人も多いと思います。
この時、「クレジットカード現金化」などと検索し、検索結果に表示された業者を選ぶというのは危険な方法です。
その業者が悪質業者でない保証は、どこにもないからです。
クレジットカード現金化業者のランキングを見て選ぶという人も多いと思います。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
「クレジットカード現金化 おすすめ」などのキーワードで検索すると、たくさんのランキングサイトが出てくるからです。
ランキングサイトをもとに選ぶのも危険な方法です。
ランキングサイトなどに、真実はないからです。
ちょっと考えてみれば、ランキングサイトのおかしさには気づきます。
まず、ランキングサイトの多さです。
なぜ、このようにたくさんのランキングサイトがあるのでしょうか。
クレジットカード現金化業者のランク付けが流行っているわけでもあるまいし、ランキングサイトが多数存在している現象そのものが異常です。
しかし、理由を知れば異常でも何でもありません。
ランキングサイトの運営者は、クレジットカード現金化業者とアフィリエイト契約を結び、契約した業者をランキングサイトで上位ランクに表示します。
クレジットカード現金化を利用したい人が、そのランキングサイトを見て、「1位のサイトを使おう!」と思い、ランキングサイト経由で利用に至れば、サイト運営者はアフィリエイト報酬を受け取ることができます。
ランキングサイトは、このアフィリエイト報酬目当てで運営されているものです。
アフィリエイト契約を結んでいるいくつかの業者を上位にランク付けしています。
例えば、1~5位で表示されているならば、その上位5社は全てアフィリエイト契約を結んでいる業者であり、おそらく、報酬順にランク付けされています。
つまり、クレジットカード現金化のランキングサイトで表示されているランキングは、より良い業者をランキング表示しているのではなく、アフィリエイト報酬の条件が良い順に並べられているだけです。
ランキングサイトの運営者は、利用者により良い業者を紹介するためではなく、よりたくさんのアフィリエイト報酬を得るためにランキングサイトを運営しています。
これは、アフィリエイト報酬さえよければ、悪質業者でも上位ランクに表示されうるということでもあります。
したがって、ランキングサイトのランキングを鵜呑みにして業者を選ぶのは、非常に危険な方法です。
口コミはどう?
そのような単純な選び方はせず、口コミを比較して業者を選ぼうとする人もいるでしょう。
インターネット社会の昨今では、口コミの持つ意義が非常に重要になっています。
アマゾンでもレビューを参考にして買い物をする人は多いでしょうし、食べログを見て評価の良いお店で外食する人は多いでしょう。
筆者は、「自作自演もあるし、ほどほどに見ておこう」と思うタイプですが、それでもついつい見てしまい、無意識に影響を受けています。
このことから、自作自演をする業者は非常に多いです。食べログに自作自演の高評価をつけ、罰せられた飲食店がニュースになったこともあります。
アマゾンでも、明らかに自作自演と分かるレビューが寄せられていることがあります。
楽天市場などでは、「☆五つの評価をしてくださったお客様には、送料を無料とさせていただきます」とし、高評価を貪欲に集めている業者もいます。
クリーンとみなされている媒体でも、自作自演が横行しているのがインターネットというものです。
あまりにもその数が多すぎるため、媒体としても対処のしようがないのだと思います。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
クレジットカード現金化に至っては、そもそも業界自体がクリーンではなく、悪質業者も多い業界です。
そのような業界の口コミで、自作自演が行われるのは当たり前だと考えなければなりません。
したがって、クレジットカード現金化業者を選ぶ際に、口コミを参考にするのは間違いです。
「クレジットカード現金化 口コミ」と検索すると、たくさんの口コミサイトが出てきます。
それらの口コミのほとんどが自作自演なわけですが、サイト運営者が自作自演を行なう時、運営者自身が書き込むか、あるいは外注するという方法が考えられます。
サイトコンテンツの外注は、あらゆるアフィリエイトサイトで普通に行われていることです。
クレジットカード現金化の口コミサイトでも、クラウドソーシングサービスでライターに外注し、口コミを書かせるという方法を取ることが多いです。
大手クラウドソーシングサービスにおいて、以下のような依頼をいくつも発見することができます。
実際の募集を見てみましょう。
(ここではHと表記していますが、実際には業者名を指定しての募集です)
クレジットカード現金化業者である「H」についての記事作成をお願いします。
また、見出しを付けた段落に分けて、執筆していただきますようお願いします。
Hのサイト(http://www.~~~)も参考に、執筆をお願いします。
「やってはいけないこと」、「ダメなこと」、「危険なこと」という書き方ではなく、ポジティブな内容にしていただきたいです。
このような案件によって、数十円で短い口コミを何十件、何百件と書かせたり、やや長文の体験談を書かせたりしているのです。
それでも、そのようなライターが書いたものの他に、本当の利用者が投稿した本物の口コミがあるかもしれないではないか、と思う人もいるかもしれません。
しかし、そのようなものはほとんどないといってよいでしょう。
これは、皆さんの目で確認してもらうのが一番早いのですが、「クレジットカード現金化 口コミ」などで表示される口コミサイトには、利用者が投稿できる口コミサイトはほとんどないのです。
口コミサイトの「○○(業者名)の口コミはこちら」などというリンクをクリックすると、書き込み欄がない、良い口コミばかりのページに飛ばされることがほとんどです。
また、書き込み欄と送信ボタンがある口コミサイトもあるのですが、そのようなサイトで書き込んでも表示されないことが多く、これはおそらくフェイクだとわかります。
中には、実際に書き込める口コミサイトもあります。
しかし、ここでもポジティブな口コミばかりしかありません。
筆者はネガティブな口コミを書き込んだことがありますが、表示されたことを確認したにかかわらず、数日後に見ると消されていました。
おそらく、実際に書き込める口コミページを設け、本物の口コミのように思わせているのでしょう。
しかしその実態は、自作自演で良い口コミをいくつも書き込み、悪い口コミが来たら消すという手法をとっているのです。
口コミサイトの実態
したがって、クレジットカード現金化の口コミは、ライターに外注した口コミ、もしくは口コミサイトの運営者自身が書き込んだ口コミがほとんどであり、口コミを投稿する場所がなく、あったとしても情報が操作されています。
当然、ポジティブな口コミばかりという不自然な状況が生まれます。
実際に、ある口コミサイトの口コミを調査してみると、以下のような結果になります。
口コミランキング第2位・業者Kの口コミ・・・85件中84件がポジティブな口コミ(1件は「あ」と書かれた口コミ。)
口コミランキング第3位・業者Kの口コミ・・・18件中18件がポジティブな口コミ
口コミランキング第4位・業者Mの口コミ・・・53件中53件がポジティブな口コミ
口コミランキング第5位・業者Pの口コミ・・・141件中141件がポジティブな口コミ
口コミランキング第6位・業者Sの口コミ・・・34件中34件がポジティブな口コミ
口コミランキング第7位・業者Sの口コミ・・・30件中30件がポジティブな口コミ
口コミランキング第8位・業者Hの口コミ・・・32件中32件がポジティブな口コミ
口コミランキング第9位・業者Fの口コミ・・・24件中24件がポジティブな口コミ
口コミランキング第10位・業者Kの口コミ・・・81件中56件がネガティブな口コミ
口コミサイトの口コミは、大抵このようなものです。
口コミランキング1~9位の口コミは、「ああああ」「あ」の2件を除いて、454件中452件がポジティブな口コミであり、ほぼ100%ポジティブな口コミとなっています。
そして、口コミランキング第10位以下から、にわかにネガティブな口コミが出ています。
どのような経緯でそのようになっているのか不明ですが、第9位まではネガティブな口コミが一切なく、第10位からいきなりネガティブな口コミが多くなっているというのは、どう見ても不自然です。
口コミを記入できる環境を用意しておき、アフィリエイト契約を結んでいる上位の9社には良い口コミを自作自演でたくさん書き込み、またネガティブな口コミは消去し、10位以下にはポジティブ・ネガティブな口コミを自作自演で書き込んだり、利用者から投稿されたネガティブな口コミを消去しないことによって、上位ランクの優良性を際立たせる狙いではないかと思います。
あくまでも筆者の推測に過ぎませんが、筆者自身アフィリエイトに携わったことがあり、その経験から考えると、おそらくそうではないかと思います。
そもそも、勘違いも生じやすいグレーな業界において、454件中452件の口コミが全てポジティブということ自体、ありえないことなのです。
しかも、それらの口コミを読んでみると、
など、具体的なことは何も書かれておらず、表現が一辺倒です。偶然にしてはできすぎているでしょう。
また、約450件の口コミが全て同じ調子であり、「多分、一人のライターがまとめて作ったな」ということが分かります。
何年もライター稼業をやっていると、文章に対するこだわりも強く、癖なども目に付くようになります。
口コミサイトの口コミを何百と読むと、「ああ、これは全員同じ人が書いてる」と、なんとなくわかるのです。
あくまでも筆者の直感による意見ですから、100%そうだとは限りません。
しかし、口コミがクラウドソーシングサービスで募集されていること、ランキングサイトの口コミが不自然極まりないことなどの実態から考えても、口コミサイトが自作自演で塗り固められていることが良くわかるでしょう。
まとめ
皆さんが現金化業者を選ぶときには、口コミサイトを参考にしてはいけません。
自作自演の口コミを参考にしても適切な判断などできるはずはありません。
おそらく、判断を誤ることになるでしょう。
それよりも、口コミサイトなどは無視して、自分の目で業者ホームページを観察し、悪質業者の兆候がある業者は切り捨て、申し込み後の電話対応などからも見分けていかなければなりません。
クレジットカード現金化の情報サイトを見ていると、「口コミを参考にしましょう!」などと書かれていることがありますが、そんなものは信用ならないのです。