徹底検証!アマゾンギフトでの現金化にメリットはあるのか?
クレジットカード現金化の方式として、これまでは買取行式とキャッシュバック方式が利用されており、中でもキャッシュバック方式は主流ともいえるものでした。
しかし、最近ではアマゾンギフト券を利用した現金化も登場しています。
アマゾンギフトによる現金化とはどのようなものなのでしょうか。
メリットや利用の際の注意点、実際の利用法などを解説していきます。
クレジットカード現金化の新方式
クレジットカード現金化が広まってきている昨今、当サイトをご覧の皆さんの中にも、すでに何回か利用したことがあるという人がいることでしょう。
そのような人ならばおわかりかと思いますが、クレジットカード現金化の際には、取引をする業者によって契約内容も異なるものです。
例えば現金化するまでにどのような手続きを経るのか、換金率は何%なのか、入金時間はどれくらいなのか、などといった色々な点において、色々な違いがあるものです。
そのため、利用者はできるだけ自分のニーズに合った条件の業者と取引をする必要があります。
しかし、クレジットカード現金化業者には非常に多くの業者があり、いくら探しても自分にとって好都合の条件で契約することは難しいという場合もあるでしょう。
例えば、換金率は満足がいくものの振り込みまでの時間が遅い、あるいはこの逆パターンもあることでしょう。
クレジットカード現金化で100%満足が行く取引をしたという人は、それほど多くないのです。
とくに、クレジットカード現金化と言えば、これまで主に利用されてきた方法と言えば買取方式とキャッシュバック方式であり、閉鎖的な業界であることからなかなか革新的なことも起こりにくいのですから、利用者の満足度が向上することはなかなかありませんでした。
また、最近は買取方式のシェアは非常に低くなっており、キャッシュバック方式が大部分を占めるようになってきていますから、陳腐化が著しいをも言える状況でした。
しかし、最近では、クレジットカード現金化の新種の方式も出てきています。
その代表的なものが、アマゾンギフト現金化という方法です。
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キャッシュバック方式しか選択肢がなかった所に新種の方式が加わったことで、利用者の選択肢が広がりました。
キャッシュバック方式を利用していた人が、アマゾンギフト現金化に乗り換えたというケースも多いようです。
なぜ、従来の方法からアマゾンギフト現金化に乗り換えている人が増えているのでしょうか。
アマゾンギフトで現金化してみよう
今すぐお金の手配をしたいと考えたとき、クレジットカード現金化を思い浮かべる人が多くなったものです。
しかし、それらの利用者の意見を聞いてみると、納得がいかない、不満が残る取引をしてしまった人も少なくありません。
各業者における様々な違いの中で、自分が満足できそうな業者を探していくのですが、なかなか良い業者が見つからず、不満が残ってしまうのです。
クレジットカード現金化業者のほとんどがキャッシュバック方式を採用していたことから、このような不満を抱く人は少なくありませんでした。
そんな中、ここ1~2年で徐々に浸透してきた現金化の新方式として、アマゾンギフト現金化があります。
アマゾンといえば、すでに私たちの生活に非常に親しみあるものになっていますから、日常的に利用しない人でも身近に感じていることでしょう。
そのアマゾンで販売されているアマゾンギフトを利用して現金化を行うため、どこか安心感のある方法と捉えられることも多く、徐々に浸透してきているのです。
アマゾンギフト現金化業者の中には、悪質業者が多いことは事実です。
しかし、アマゾンギフト現金化業者が提供している仕組み、つまりクレジットカード決済でアマゾンギフトを購入し、それを転売して現金化するという方法には、学ぶべきところがあります。
私の調べによると、アマゾンギフト現金化業者のうち、まともな業者は非常に少ないと感じています。
悪質業者が多く、悪質業者かどうか判断が付きにくい(決して優良業者とはいいがたい)業者もたくさんあります。
ですから、アマゾンギフト現金化業者を利用することはお勧めしません。
アマゾンギフト現金化業者は利用すべきではない
アマゾンギフト現金化業者は、換金率の引き下げ、違法な手数料の差引、無許可営業など、さまざまな悪質性をはらんでいます。
換金率の引き下げとは、「アマゾンギフトの買取レートは毎日変化する」などと言う理由で、ホームページに記載している換金率とは関係ない低い換金率を適用するという手口です。
もちろん、買取レートの変化などは建前のことで、実際には業者のさじ加減で換金率を引き下げているにすぎません。
また、手数料を差し引くことで、実質換金率を引き下げることにも余念がありません。
その代表的なものに、消費税を差し引くという手口があります。
利用者としては、商品の購入やサービスの利用など、日常における様々なことで消費税を差し引かれていますから、アマゾンギフト現金化の際に消費税を差し引かれたとしても、それほど疑問を抱くことはありません。
しかし、実際にはアマゾンギフトの売買で消費税を差し引くことは違法です。
なぜならば、アマゾンギフトの売買は消費活動ではないからです。
消費税がかかるのは、そのアマゾンギフトを利用して買い物を行う時であって、アマゾンギフトそのものの売買で消費税はかからないのです。
したがって、消費税を差し引こうとするアマゾンギフト現金化業者は違法行為をしていると言えます。
次に、無許可営業をしている業者も多いものです。
アマゾンギフトをはじめ、利用者が持ち込んだ古物(中古品)を買い取って転売するという商売は、古物商に当たります。
そのため、古物商法に則って営業する必要があり、公安委員会から営業許可を受けなければなりません。
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営業許可を得たら、古物商許可番号が発行されます。
もし許可を得ずに営業したならば、重い罰が科せられます。
取得した古物商許可番号は記載義務があり、ホームページの会社概要欄などに必ず記載しなければなりません。
記載しなければ、記載義務違反で刑罰が科せられます。
しかし、アマゾンギフト買取業者の中には、古物商許可番号を記載していない業者が非常に多いのです。
古物商許可番号を記載することは、無許可営業ではないことの証拠になるため、業者としても信用につながるメリットがあります。
あえて記載しない理由など、どこにもないのです。
つまり、古物商許可番号を記載していない業者は、無許可営業店である可能性があります。
ちなみに、古物商許可番号を掲載していない業者に私がアクションを取り、なぜ掲載していないのかを問いただしたところ、ある業者は「いたずらされると困るので」と答え、またある業者は「自分で調べろ」とのことでした。
このようなおかしな業者もありますから、アマゾンギフト現金化業者はあまり信用できるとは言えません。
今後、時間をかけてクリーン化してくるまでは、利用しないのが無難でしょう。
個人でアマゾンギフト現金化をする
そこで、どのように現金化すればよいかということですが、それは個人で行うのです。
アマゾンギフト現金化は、業者を通さずとも個人で行うことが可能です。
まず、アマゾンギフトの購入場所は、アマゾン公式サイトです。
アマゾン公式サイトでアマゾンギフトを購入するのですが、Eメールタイプのものであれば、クレジットカードでの購入が可能です。
通常、クレジットカード現金化を個人で行う際には、クレジットカード会社への配慮が欠かせません。
ブランド品などを利用して現金化を行うならば、あまりに不自然な買い方をしていると、クレジットカード会社から目を付けられてしまいます。
クレジットカード会社は、利用規約の中で現金化を禁止しており、もしばれてしまえば利用停止や強制解約といったペナルティを科せられることがあります。
そのためカード会社への配慮は欠かせず、新幹線の回数券の利用などはご法度なのです。
しかし、アマゾンギフト現金化は、他の商品を利用した場合に比べて、それほど気にすることはありません。
ブランド品などは、人によっては購入自体が不自然に映ることもあるものですが、クレジットカード決済でアマゾンギフトを購入するということは誰でもごく普通に行うことです。
したがって、アマゾンギフトをクレジットカード決済で購入したからと言って、クレジットカード会社に目を付けられる可能性は極めて低いと言えます。
このように、クレジットカード会社によって生じるリスクを低く抑えるという意味からも、アマゾンギフト現金化は優れているのです。
さて、本題に戻りましょう。購入したアマゾンギフトをどこで売ればよいのでしょうか。
最も考えられるのが、オークションで売ることでしょう。
インターネット上のオークションでは様々な商品が売買されており、金券類も人気商品の一つです。
非常に多くの人が買いたいと思っている商品であり、中には額面より少しでも安く買えればいいと考えている人も大勢いるため、額面とかなり近い額で買ってもらえることもあります。
例えば、10万円分のアマゾンギフトをヤフオクで出品すれば、95%くらいで売れることはザラにあるでしょう。
つまり、落札価格は9万5000円になるということです。
その上で、ヤフオクの利用料として8.64%がかかるため、約8万7500円が手に入ります。
つまり、実質的な換金率は87.5%ということになります。
これはそれなりによい換金率と言えるでしょう。
現金化業者を利用したならば、こうはいきません。
10万円で申込み、買取レートを理由に換金率を75%に引き下げられ、そのうえで決済手数料に5%、消費税として8%を差し引かれたならばどうなるでしょうか。
最終的に振り込まれる金額は約6万6000円であり、実質換金率は66%になってしまうのです。
最初の段階で75%以下に引き下げを図る業者もあるでしょうから、実質換金率はもっと低くなる可能性も大いにあります。
以上のことから、クレジットカード現金化の際にアマゾンギフトを利用するならば、アマゾンギフト現金化業者は利用せず、個人で行った方が良いということが分かります。
もし、クレジットカード現金化業者を利用することで、どうしても満足のいく結果が得られないという人は、アマゾンギフトを利用して、個人で現金化を行ってみるのも良いと思います。