クレジットカード現金化って、金券でもできるの?
クレジットカード現金化業者を利用することによって、クレジットカードのショッピング枠から現金を得ることができます。
しかし、クレジットカード現金化は必ず現金化業者を通さなければできないものではなく、個人で行うことも可能です。
個人で行う場合には、換金性の高い商品を利用する必要がありますが、その一つに金券があります。金券を利用して現金化を行うことは、可能なのでしょうか。
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クレジットカード現金化の方式
近年、クレジットカード現金化が大変な人気を呼んでいます。
人気の背景には、貸金業法の改正があります。この改正に伴って設けられた総量規制によって、貸金業者は利用者の年収の3分の1以下しか融資できなくなりました。
つまり、年収がない人は1円の借り入れもできなくなり、低年収の人は借りられる額が少なくなってしまったのです。
借りられない・借りにくい人が、クレジットカード現金化を利用するようになってきているのです。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
クレジットカード現金化の基本的なシステムを理解するためには、買取方式とキャッシュバック方式と言う2つの方式について学ぶのが近道です。
買取方式とは、その名の通り買い取りを通して現金化する方法です。
店舗型の現金化業者に多い方法ですが、この方法では、利用者に対して購入するべき商品を指示し、利用者がお店を回ってそれらの商品をクレジットカード決済で購入し、再度現金化業者の店舗に持ち込むと、現金化業者はそれを買い取る形で現金化を行います。
さらに、現金化業者は買い取った商品を専門の買取業者に転売することで利益を得ています。
一方、キャッシュバック方式ですが、キャッシュバック方式でも買取方式のように商品を介して現金化を行います。
しかし、買い取ってもらわないと言う点で異なります。
すなわち、キャッシュバック方式の業者は、利用者に対して自社で提供するキャッシュバック特典付き商品をクレジットカード決済で購入してもらい、キャッシュバック相当分の現金を振り込むと言う形で現金を現金化行います。
店舗内で買い取ると言う取引が必要では無く、キャッシュバック特典付き商品はオンラインショップでの提供が可能であることから、キャッシュバック方式の現金化業者はインターネット上に多数存在しています。
中には、クレジットカード現金化業者を通さずに個人で現金化を行おうとする人もいます。
よく勘違いされることではありますが、クレジットカード現金化は、必ずしも現金化業者を通さなければできないと言うものでがありません。
そのため、個人で行うのは何ら悪いことではありません。
ただし、その際にどのような方法で行うかが問題となり、方法によってはクレジットカード会社からペナルティーを受けることになる可能性もありますし、本当に良い結果を得るためには知識・手間・時間が必要となります。
そのため、安全性や手軽さの観点から言えば、クレジットカード現金化業者を利用して現金化を行った方が良いと言えるでしょう。
もっとも、クレジットカード現金化業者を利用したときの難点として、現金化業者への支払い手数料が発生することから、最終的に手にする金額は個人で行った場合に比べて低くなる傾向があります。
したがって、少しでも多くの現金を欲しいと考える人が、個人で現金化を行いたいと考えるのです。
個人で行うクレジットカード現金化
個人で現金化を行う場合には、キャッシュバック特典付き商品を購入するという方法が利用できないため、買取方式の業者を利用した場合と同様に、商品を転売することによって現金化を行うことになります。
業者を通さないという事は、商品の購入から買取業者への転売まで、すべてを個人で行うことになります。
その時に購入する商品は、言うまでもなく換金性の高い商品です。
換金性の高い商品でなければ、買取業者に転売するときに高く売る事はできないからです。
では、換金性の高い商品はとは、どのような商品のことなのでしょうか。
個人で現金化する際に利用する商品とは
換金性の高い商品を考えるときには、買取業者の業務を考えると良いでしょう。
買取業者は、買い取った商品を転売することで利益を得ています。
転売にあたっては、人気があり回転率が高い商品が好ましいことは言うまでもありません。
回転率が高く、素早く利益につながる商品であれば、高価買取をしても業者は十分に利益を得ることができます。
したがって、換金性の高い商品とは、多くの人から人気が高い商品であると言うことができます。
このことから、現金化によく利用される換金性の高い商品として、ルイ・ヴィトンのブランド品、ロレックスの高級腕時計、人気のゲーム機、新幹線の回数券やその他の金券などが挙げられます。
新幹線の回数券に注意!
この中でも特に換金性が高い商品は、新幹線の回数券です。
新幹線の回数券は様々な商品の中でも最も換金率が高い部類の商品であり、利用区間によっても異なりますが、人気の区間ならば95%以上の換金率でたやすく売ることができます。
したがって、10万円のクレジットカード現金化を行いたい場合、10万円分の新幹線の回数券を購入して転売すれば、少なくとも95,000円で売れる見込みがあるのです。
しかし、新幹線の回数券はクレジットカード現金化には利用できません。
なぜならばその換金性の高さから、現金化のために利用する人が続出した結果、クレジットカード会社にとって、新幹線の回数券回のクレジットカード決済は、要注意の決済と見なされるようになったからです。
現金化とクレジットカード会社の関係
そもそも、クレジットカード会社では、利用規約の中でクレジットカード現金化を禁止しています。
皆さんも、お持ちのクレジットカードを作った際には、利用規約に目を通すように促されたことと思います。
利用規約を細かく読んでないと言う人も多いのですが、利用規約の中には現金化への利用の禁止が明確に記載されています。
これは、クレジットカード現金化を野放しにしてしまうと、クレジットカード現金化目的でクレジットカードを作ろうとする人が増えてしまうからです。
クレジットカード現金化を利用する人は、往々にして経済困難に陥っている人が多い傾向があるため、クレジットカード会社はそのような人と多数契約してしまうと、不良債権を抱えるリスクが大きくなってしまいます。
だからこそクレジットカード会社は規約の中で現金化を禁止しており、現金化と思われる決済、特に新幹線の回数券の不自然な購入を発見した場合には、利用停止措置や契約解除・残債の一括請求といったペナルティーを設けることで牽制しているのです。
その他金券も利用できない
したがって、クレジットカード現金化のために新幹線の回数券を利用すると、クレジットカード会社によるペナルティーを簡単に受けてしまうことになります。
だからこそ、できるだけ多くの現金が欲しいといっても、新幹線の回数券の利用は控えるべきです。
お金に困って現金化をしている人が、多額の残債を一括請求されてしまえば、破産することは目に見えています。
では、その他の金券ならばどうでしょうか。新幹線の回数券ほどではありませんが、その他の金券もかなり換金率が高いものです。
金券には全国百貨店共通商品券、図書カード、お米券、ビール券、クオカードなど色々な金券がありますが、これらはどれも金券ショップに持ち込めば90%以上の換金率で買い取ってもらうことができる商品です。
つまり、クレジットカード現金化業者に依頼して手数料を支払った時と比べて、かなり高い換金率での現金化を望むことができます。
しかし、このように換金率が高いならばぜひ利用したいと考えたとしても、利用できない場合がほとんどです。
なぜならば、あらゆる金券がクレジットカード決済に対応していないからです。
例えば、全国百貨店共通商品券は新幹線の回数券と同じくらい換金率が高い商品ではありますが、クレジットカード決済で購入することはできません。
全国百貨店共通商品券は、金券ショップや百貨店で購入することができますが、すべて現金での支払いにしか対応していません。
図書カードやお米券やビール券などの商品券にしても、金券ショップではクレジットカード決済をすることができませんし、Yahoo!オークションなどのオークションで購入するにしても、クレジットカード決済ができない仕組みになっているため、現金化には利用できません。
例外的な方法として、アマゾンギフトをアマゾン公式サイトでクレジットカード決済によって購入し、さらにアマゾン内で販売されている様々な金券をアマゾンギフト決済で購入するという方法が考えられます。
アマゾン内で販売されている金券もクレジットカード決済はできませんが、アマゾンギフト決済はできるからです。
しかし、そもそもアマゾンギフト内で販売されている金券はかなり割高な金額に設定されており、現金化への利用が行われないための配慮がなされています。
そのため、アマゾンを介して金券による現金化を図ったとしても、換金率が下がってしまうため、結局あまり意味のないこととなってしまいます。
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例外的裏ワザ
とは言え、金券による現金化が全くできないという事でもありません。
ほとんど知られていない例外的な方法を利用すれば、金券による現金化が可能です。
利用する金券はクオカード、支払い方法はナナコカードを利用します。
セブンイレブンが発行しているナナコカードは、お金をチャージして利用するタイプのカードですが、ナナコカードはクレジットカードを利用してチャージすることができます。
そして、セブンイレブンの店頭では、ナナコカード話を利用することで、クオカードを購入することができるのです。
つまり、ナナコカードを挟むことによって、間接的にクレジットカード決済でクオカードを購入することができるのです。
ちなみに、クレジットカード現金化を個人で行う場合には、クレジットカード会社への配慮を忘れてはならないのは上述の通りですが、この方法は疑われる可能性は低い方法であるといえます。
なぜならば、ナナコカードにクレジットカードでチャージするという行為はごく一般的なことであり、最終的な目標が現金化であったとしても、チャージという行為から現金化であることを判断するのは難しいからです。
したがって、ナナコカードを介してクオカードによる現金化を行う事は、クレジットカード会社への配慮という点からも優れていると言えるでしょう。
ちなみに、クオカードの換金率は金券ショップによっても異なりますが、概ね90%以上、場合によっては95%程度で買い取ってもらえることもあります。
セブンイレブンの店頭で販売しているクオカードは、セブンイレブンのロゴが入っているため、金券ショップによっては広告タイプとみなされて換金率が下がる場合がありますが、広告タイプとみなさない金券ショップならば高く買い取ってもらうことができます。
ブランド品の利用はどうか
その他の方法として、ブランド品を利用するのも良いと思います。
金券ほどではありませんが、ルイヴィトンの人気商品などを利用すれば、大黒屋などの買取店では85%以上の換金率で買い取ってくれます。
しかしながら、ブランド品は流行に左右されやすいものであり、現金化の時点における需要を正しく把握していなければ、高く買い取ってもらうことも難しいでしょう。
したがって、ブランド品で現金化するというのもひとつの方法ではあるのですが、金券という流行に流されにくい商品を利用して現金化を行ったほうが、個人での現金化では、より優れた方法であると言えるでしょう。
現金化業者の利用がお勧めの場合もある
ただし、個人で行う現金化には、上述の通りクレジットカード会社からペナルティーを受けるリスクがあります。
さらに、商品の購入から転売まで全て自分で行わなければならないため、手間と時間がかかる方法でもあります。
また、そもそもクレジットカードで金券を購入する方法という方法自体が一般的に知られているものではないため、クレジットカード現金化業者を利用する人が多いとも言えます。
したがって、個人で現金化を行うための知識がない人、個人で行うために必要となる手間や時間を確保することができない人、転売先のお店が近所にない人などは、クレジットカード現金化を業者を利用することがお勧めです。
現金化業者では、クレジットカード会社への配慮もきちんとしてくれますし、悪質業者を避けることさえできれば、それなりに満足のいく換金率での利用が可能です。
そして何より、時間をかけずに手軽に利用することができます。
少しでも多くの現金を必要としているという事情が特にない限り、クレジットカード現金化業者を利用した方がメリットが大きいと言えるでしょう。