2011年より前から続いている業者は安心と言える理由

クレジットカード現金化業者の中には闇金融業者が潜んでいる場合もあるため、利用の際には十分な注意が必要です。

業者選びに困った時、その業者が悪徳業者か優良業者であるかを判断するための基準とは何でしょう。

これで見分ける！優良業者のWEBサイトの選び方

クレジットカード現金化は、申し込みを行ってからすぐに

（早い業者では取引成立から１０分程度で）振り込みが行われるため、急な出費に迫られたときに非常に便利な手段となっています。

しかし、その手軽さにひかれて利用した消費者を騙そうとしている悪徳業者もたくさんいます。

さらにそれらの中には闇金融業者が潜んでいる場合もあるため、利用の際には十分な注意が必要です。

質業者の取り締まりの状況はどうなっているのかと言えば、２０１１年に初めて逮捕された業者が出ました。

容疑は貸金業法と出資法への違反です。

この事件をきっかけとして、警視庁は悪徳業者に対する取り締まりを強化しており、同年には違法性が疑われる１１２件の業者サイトに削除要請が出されました。

それから数年を経た今でも、闇金融業者が絡むような悪徳業者の排除を目指して、検挙を行っていく方針を固めています。

悪徳業者の被害は減っている

このような警察の働きの成果によって、現金化による被害は年々減少傾向にあります。

国民生活センターの発表によると、被害件数は２０１０年に総量規制が施行されたことを受けて増大し、年間７４７件の相談がありました。

それをピークとして、２０１１年には６１５件、２０１３年にはピーク時から半減して３６９件となっています。

この結果は、国民生活センターや金融庁による、悪質業者への注意を喚起する啓もう活動の影響もあるでしょう。

クレジットカード現金化業者の中に悪徳業者が減ってきただけではなく、利用者がクレジットカード現金化の仕組みや利用方法を正しく身につけてきていることが、相談件数の減少からわかります。

利用する際は老舗の業者が安心

相談件数の統計から、利用者は次第にクレジットカード現金化に対する十分な知識を身につけ、適切な利用ができつつあることが分かります。

しかし、そんな今でも悪徳業者による被害が全くなくなったわけではありません。

それに、悪徳業者も減少したとはいえまだまだいるのが実情です。

業者選びの際には細心の注意を払って業者選びを行う必要があるでしょう。

業者選びに困った時、その業者が悪徳業者か優良業者であるかを判断するための一つの基準として、その業者がいつから営業しているのかに注目する方法があります。

被害が増えたのが総量規制が施行された２０１０年であり、警察の取り締まりが強化されたのが２０１１年であることを考えます。

それ以前から営業を行っている業者、たとえば１０年くらいの営業実績がある業者ならば安心して取引を行うことができるでしょう。

警視庁が悪質な現金化業者のWEBサイトに対して削除依頼を出しているのは２０１１年からのことです。

したがって、取り締まり強化以前から続いている業者は、削除要請の必要がない、適正な営業をしている業者であると考えられます。

利用時のサポート体制も安定しており、安心して利用することができるため、老舗の業者を利用するとよいでしょう。