ネットでやる、店舗がないクレカ現金化業者はあやしいの?
クレジットカード現金化業者の中には、無店舗営業をしている業者がたくさんあります。
それらの業者は、果たして怪しいといえるのでしょうか。
業者の形は変化している
クレジットカード現金化、クレジットカードさえあればだれにでもできる方法です。
したがって、クレジットカード現金化業者は、昔から存在していました。
インターネットがまだなかったころの現金化業者は、どれも店舗を構えて営業していました。
クレジットカードを現金化したいと考える人がお店を訪ねると、買うべき商品を指定し、クレジットカード決済で購入してもらい、それを買い取るという形で現金化していたのです。
現金化業者は、買い取った商品をさらに一般消費者に転売したり、専門の買取業者に買い取ってもらったりして利益を出します。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
そのため、現金化業者から指定される商品は、ブランド品や電化製品、貴金属、金券といった換金性の高い商品になるのが普通です。
しかし、今ではこのような店舗型の現金化業者は減りつつあります。
なぜならば、インターネットが普及したことによって、オンラインで営業できる現金化業者が非常に多くなっているからです。
今では、上記のような買取方式ではなく、キャッシュバック方式での現金化が一般的となっています。
キャッシュバック方式では、自社の商品を買ってもらい、キャッシュバックという形で現金を付与します。
したがって、流れとしては、
2、電話口で利用確認や内容説明が行われる。
3、業者からメールにて商品案内が行われ、指定の商品をクレジットカード決済で購入する。
4、決済確認が取れたら、業者からキャッシュバックが振り込まれる。
5、後日、購入した商品が配達される。
6、通常のクレジットカード決済と同様に、クレジットカード会社に対して返済していく。
という流れになります。
この流れを見ればわかりますが、一連の流れの全てにおいて、店舗を構える必要がありません。
むしろ、インターネット上でやり取りしたほうが、利用者にとっても効率的な方法です。
したがって、キャッシュバック方式のクレジットカード現金化においては、店舗を構えて営業する必要がありません。
店舗を構える必要がないならば、構えないのが普通です。
店舗を構えれば、店舗の維持費がかかってしまい、利益を圧迫してしまうからです。
そうならないためには、インターネットを窓口として、事務所だけを借りて無店舗で営業したほうが良いのです。
もちろん、現金化業者の中には、キャッシュバック方式での営業を行いながら店舗を構えている業者もあります。
そのような業者は、店舗を構えるべき何らかの理由を持っています。
具体的には、キャッシュバック方式と同時に買取方式も行なっている、金券ショップも営業しているなどのケースです。
事務所住所を調べよう
店舗がないということは、利用者にとっては実態が目に見えにくいだけに、不安になりやすいものです。
実際、店舗型の現金化業者ならば、実際にそこに足を運べば業者のスタッフに会うことができ、納得がいかないことがあれば押しかけることもできるわけですから、安心できるのも当然です。
一方、無店舗型ではそれができません。
それができないだけに、無店舗で営業している業者の中には、トラブルがあったときに撤退しやすいように、あえて無店舗で営業しているという業者もあります。
しかし、無店舗で営業している業者の多くは、店舗を構える意味がないからこそ無店舗で営業しているものです。
《業者えらび》口コミ、換金率、スピードで比較
そのため、無店舗だからといって必ずしも怪しいと考える必要はありませんし、無店舗営業の業者の中に優良業者もあります。
ただし、買取方式の業者であり、無店舗営業の業者は避けておいた方が無難です。
なぜならば、買取方式で無店舗の業者には、悪評が多いからです。
このような業者では、商品をオンラインで購入させ、宛先を業者宛に指定させ、業者に到着したら査定して振り込むという方法を取っているのですが、新品を購入しているにもかかわらず、「商品にキズがついていた」などの難癖をつけて、換金率を大きく引き下げてくる悪質業者が多いようです。
利用者としては、「その換金率ならばやめておきます」といえば、商品を自宅に送り返されて持て余してしまうだけですから、悪い条件でも呑んでしまうことになるのです。
そこで、キャッシュバック方式の業者において、わけありで無店舗営業をしている悪質業者と、本当に経費削減のために無店舗営業をしている普通の業者を見分ける必要があります。
一番簡単なのは、業者の住所を調べることです。
店舗で営業している業者は、店舗住所を記載しているものですが、無店舗で営業している業者も、事務所の住所を記載しているものです。
この時、住所が記載されていない、記載されていても正確ではない、マンションの一室で営業されている、バーチャルオフィスで営業している、住所が過去に何度も変わっているなど、色々な怪しい兆候を掴むことができます。
詳しくは、以下の記事をご覧いただければと思います。
住所以外のポイントも
無店舗営業をしている業者の住所を調べてみて、怪しい兆候をつかんだならば、その業者は避けたほうが良いでしょう。
もちろん、住所だけでは判断が難しい場合もありますから、もっと広く見ていく必要がありますが、事務所の住所を調べるだけでも、色々な悪質業者を除外できることと思います。
また、住所では問題がないと分かったとしても、ホームページ全体を観察してみることも大切です。
申し込んだ後の電話対応も非常に重要で、業者側の言葉遣いや物腰が不自然である、ビジネス的ではないなどと感じた場合にも、利用は控えるべきです。
手っ取り早いのは、わかっていることでも、わざと色々と質問をしてみることです。
悪質業者は、歯切れが悪かったり、曖昧な答え方ばかりしたり、面倒そうに答えたりすることが多いものです。
中には、色々と質問をすると、「ご利用いただけないお客様には教えられません」などと、意味不明なことを言いだす業者もいます。
多少厳しい見方と思われるかもしれませんが、悪質業者が多い業界を利用するのですから、少し厳しいくらいがちょうどいいのです。
優良業者ならば、無店舗営業でも事務所はきちんとした商業ビルを借りており、ホームページにも不審な点はなく、電話対応も丁寧なものです。
優良業者は確実に存在するのに、どこか怪しいと思っている業者を利用する必要はありません。
ちなみに、業者を選ぶときに、体験談や口コミを参考にする必要は全くありません。
むしろ、ほとんどが自作自演の口コミであり、読むと判断を鈍らせる可能性もありますから、読まない方が良いでしょう。
まとめ
クレジットカード現金化業者の形は、インターネット普及以前と以降で大きく変化しました。
今では、無店舗営業をしている業者が非常に多くなっています。
しかし、無店舗だからといって、必ずしも怪しいと考える必要はありません。
むしろ、今後の流れを考えると、クレジットカード現金化だけではなく多くの業界において、無店舗営業がスタンダードになってくるといわれています。
大切なのは、無店舗営業をしている業者を疑うのではなく、それ以外の点から悪質業者であると見抜くことです。
見抜き方は、当サイトで色々に解説していますので、参考にしてみてください。