甘い言葉に騙されない!悪徳現金化・換金業者の3つの手口
クレジットカードの現金化サービスを提供している業者の中にも実は詐欺まがいのことをしているところもありますし、実際に被害に遭う方も少なくありません。
悪徳業者に騙されてしまうと、どのようなトラブルが起こってしまうのか、いくつかご紹介しましょう。
その1|入金されない
他人を騙してお金を奪う犯罪グループは日本だけでなく世界各地に存在しますし、詐欺まがいの行為を働く違法すれすれの会社なども世の中にはいくつも存在します。
急に現金を用立てなくてはいけない時に重宝できるクレジットカードの現金化サービスを提供している業者の中にも実は詐欺まがいのことをしているところもありますし、実際に被害に遭う方も少なくありません。
では、具体的にクレジットカードの現金化サービスでどのようなトラブルが起こってしまうのかについていくつかご紹介しましょう。
申込みしたのに入金されないというのはもっとも多いパターンではないでしょうか。
クレジットカード現金化に関するトラブルの多くはこの「入金されない」というケースですから充分注意しなくてはなりません。
業者を利用して現金化する場合、まずは業者の指示にしたがってカード決済を行います。
その後、現金を手渡しではなく銀行振り込みで入金するという流れですから時にはこのような被害も起こります。
もちろん、優良な業者なら指定日にしっかり振り込んでくれますが、悪質な業者になると後日振り込むといったまま音信不通になってしまうことも珍しくありません。
被害に遭わないようにするには業者選びが何より重要となります。
業者選びで失敗してしまうとすべて台無しですし、現金を用立てるどころか自分の借金を増やしてお終いということにもなり兼ねません。
正直な換金率で運営をしているクレカ現金化業者
そのようなことにならないようしっかりと業者の見極めはするようにしましょう。
業者に申し込みをしたら電話連絡が来ると思いますが、その時にいろいろと質問してみるのも業者選定の段階では大切なことです。
はぐらかさずに丁寧に応えてくれるか、現金化を急がすような言動はないかチェックしましょう。
現金化を急がせるような業者は少し怪しいですし、詐欺まがいの行為を働く悪徳業者である可能性が高いです。
クレジットカード現金化を利用しようとして申込みしたのに入金されない、という被害に遭ったケースでも、被害者が警察やカード会社に相談するのは稀なことだと言われています。
クレカの現金化はカード会社によって禁止されている行為ですし、グレーゾーンの世界と言われるクレカ現金化業者を利用したという後ろめたさもあって警察に相談することを諦めてしまう方も多いのです。
結局泣き寝入りというパターンが多いですから、そのようなことにならないよう業者選びはしっかり行いましょう。
その2|クレジットカードの暗証番号を聞いてくる
クレジットカードでネットショッピングなどをしたことのある方だと理解できると思いますが、決済フォームではクレカの番号を入力しますよね。
また、暗号化システムを利用するためにセキュリティコードを入力するのも現在では常識となっています。
店舗で買物するときにはお店の機械に通すだけなので分かりませんが、クレジット決済する上で重要なのは番号とセキュリティコードなのです。
つまり、この二つの情報を知ることができればクレカ所有者本人でなくてもクレジット決済ができてしまうということになります。
現金化に関するトラブルで次に多いのがこのクレカ情報を聞かれるというものです。
クレカショッピング枠の換金業者がクレカの暗証番を聞いてくるということはまずありませんし、現金化する上でそのような情報は必要ないはずです。
クレカの暗証番号を業者が知ってしまうということは自由に使われてしまうことも考えられますし、現金化されてお金をだまし取られることにも繋がります。
優良な業者は聞いてこようとしませんから、もしこのようなことを聞かれるようなことがあればその業者の利用は止めておきましょう。
クレカ現金化の初心者だとクレジットカード情報が必要と言われてもそのまま言いなりになってしまうことがあります。
どのような仕組みで現金化されているのかを理解していないため、現金に換金するためには業者にクレジットカード情報を与えなくてはいけないのだ、と思い込んでしまうのです。
しかし、実際にはそんなことはありません。
普段利用しているネットショッピングなどでクレジット決済することもあると思いますが、あの時でもお店側にはクレカ情報は一切伝わっていません。
情報のやり取りはあくまでクレカの所有者とカード会社のあいだでのみ行われるのです。
基本、お店側がクレカ情報を知ることはできませんし、知ろうとする必要もありません。
悪徳業者の中にはクレカ情報を盗み取って悪用しようとするところもありますから注意しましょう。
決済にまったく必要のない情報を抜き取ろうとしたり、暗証番号も聞こうとしてきますから、このようなことを聞かれたら即座に利用を断りましょう。
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また、決済ページを偽装してクレカ情報を盗み取ろうとする業者もあります。
気になる場合はアドレスバーを確認し、https~となっているか確認しましょう。
これなら安全に決済されているという証です。
その3|クレジットカードのコピーの郵送を求めてくる
インターネットショッピングは非常に便利ですし、近年では多くの方が日常生活を送る上で重宝しています。
一昔前だと通販を利用するのは一部の愛好家だけといったイメージでしたが、現在ではネットの発達によりインターネット通販が盛んになりましたし、決済方法も多彩になったことでより使いやすくなりました。
ネットショッピングを利用してクレジット決済をしたことのある方ならお分かりのように、カード決済の際には番号と暗証番号、セキュリティコードなどが求められます。
これらの情報は安全な通信によって保護されつつ送信されるべきですが、悪質なクレカ現金化業者の中にはこの情報をコピーして郵送するように求めてくることもあります。
クレカの番号や暗証番号、セキュリティコードなどは非常に重要な個人情報です。
先ほども言ったように、これらの情報は細心の注意を払って安全に送信されるべきものですし、流出してしまったら大変なことになってしまいます。
クレカ情報のコピーを業者に郵送してしまった場合、どのようなことになると思いますか?
恐らく、クレカのショッピング枠はすべて現金に換えられて業者とも音信不通になってしまうでしょう。
悪質な業者というのはこのような行為を繰り返しています。
クレカ情報のコピーなどは一切必要ありませんから、仮に業者から求められても決して応じてはいけません。
業者は何とかして騙そうとしますし、巧みな話術で何とかコピーさせようとしますが、絶対にカード情報を渡してはいけません。
お金をだまし取られたうえに借金まみれになってしまう可能性もあります。
業者にクレカ情報が渡ってしまうと、例え本来の所有者でないとしてもクレカを自由に利用できるようになってしまいます。
実際このような被害に遭ってしまう方もいますから、クレカ情報は何よりも大切なもので簡単に人に教えて良いものではないということを肝に銘じておきましょう。
業者がこのような情報を求めてくる場合、間違いなく詐欺業者ですから絶対に利用してはいけません。
中にはその情報がないと現金化ができないと言ってくるところもありますが、そのようなことも絶対にありませんし、ただ個人情報を奪うためについているウソです。
クレカ情報のコピーを求められるなど少しでも怪しい言動があったら即座にその業者との取引は中止しましょう。
業者の言いなりになって取引を続けていると最終的にとんでもないことになってしまいますよ。