クレジットカード現金化：恐ろしい違法性とは？

今はやりのクレジットカード現金化をご存じでしょうか？

現在では多くの方に重宝されています。

しかし、この方法自体に違法性はまったくないのでしょうか？調べてみました。

クレジットカード現金化が流行中？

クレジットカード現金化と言っても、クレカそのものをどこかに売り飛ばすという方法ではありません。

クレカを売りとばしたりするとそれだけでカード会社の利用規約に違反してしまいますし、何より自分自身の首を絞めてしまうことになります。

そうではなく、クレジットカードの現金化とはショッピング枠をお金に換えてしまおうという方法です。

キャッシング機能もついていないクレジットカードで現金を作ることができますから、現在多くの方に重宝されています。

オンラインからの申込みができる業者が増えていますから、わざわざ店舗に足を運ぶことなく利用できることも流行している理由の一つではないでしょうか。

クレジットカードの現金化はどうしてもグレーなイメージがありますし、店舗に行くのも勇気が必要でしょう。

興味はあるけどお店に行くのが不安、怖いという方がほとんどだと思いますし、特に女性の方だと一人で訪れるのは不安ですよね。

近年の業者のスタイルはネットによる営業がメインですから、パソコンやスマホならインターネットに繋げる端末があればそこから手軽に申込みすることが可能なのです。

申込みから現金を手にするまでに時間が早いのも人気の秘密。

消費者金融などで即日融資を受けるにしても審査が必要となりますし、審査にはそれなりの時間がかかります。

店舗や無人契約機に足を運ぶ必要もありますし、審査を受けたとしても必ず融資が受けられるとは限りません。

時間と労力をムダにした挙句融資が受けられないとなるとがっかりしてしまいますよね。

最近の消費者金融は以前ほど簡単に融資をしてくれませんし、審査の基準も厳しくなっています。

昔のように簡単に貸してくれるだろうと軽い気持ちで出かけたら全然ムリだった、ということも珍しくありません。

その点、クレジットカードの現金化なら迅速に現金を用立てることが可能となります。

個人でこのサービスを利用している方も多いですが、個人事業主や最近会社を立ち上げたばかりという若き経営者が利用していることも珍しくありません。

規模の小さな会社で既に銀行から融資を受けているケースだと新規の借り入れが難しいことも多いですし、会社を立ち上げたばかりとなると尚更融資は難しくなります。

このようなケースでもクレジットカードの現金化は有効ですし、本人名義のカードさえ持っていれば事業資金を手軽に作ることができます。

違法性はあるの？

誰だって違法性のあるものに手を出すのはイヤなものだと思いますし、もし違法性のあることに関わってしまって逮捕されてしまったら、と思うとうかつなことはできませんよね。

自ら逮捕されたいと思っているかはいませんし、例えどんなに小さなことでも法に触れるようなことには関わりたくないと思うのが本音ではないでしょうか。

では、近年流行しているクレジットカードの現金化ですが、この方法自体に違法性はまったくないのでしょうか。

クレジットカードの現金化の違法性ですが、これは正直難しい問題です。

違法である、という方がいる一方で合法である、という声も聞かれますから、グレーゾーン的な扱いになっているのも事実です。

限りなく黒に近いグレー、という表現がもっとも適切かもしれません。

完全な違法だとするとこれまでにたくさんの逮捕者が出ているはずですが、そのような事実もありません。

過去に業者が複数社摘発され実刑を受けた事実はありますが、あの場合は出資法違反で逮捕されていますし、詐欺まがいの悪質な営業をしていたことが原因とも言われています。

また、利用した顧客側が逮捕されたようなことはありませんから、違法性についてはそこまで神経質になる必要はないでしょう。

違法性云々よりも、カード会社の利用規約に引っかかってしまうリスクがあります。

クレジットカードを発行している会社は基本的にショッピング枠の現金化などを認めていません。

ショッピング枠はあくまで商品やサービスを購入するためのものであり、信用のもと支払いを立て替えているだけです。

現金に換えることを認めているような会社は世界に例がありませんし、すべての会社で禁止されている行為です。

そのため、ショッピング枠を現金に換えるために業者を利用したということがカード会社に知れてしまうとカードの利用ができなくなってしまうこともあります。

実際にはカード会社に現金化業者を利用したという事実が知れてしまうことはほとんどないと言って良いでしょう。

そのような声はあまり聞きませんし、ネット上の口コミなどを見てもそのようなことになってしまった方はいません。

クレジットカード会社が利用規約にそのようなことを記しているのは、あくまで抑止力として記載しているだけだと考えられます。

従来の買取方式などの場合、換金率の高い商品を立て続けに購入することでカード会社にバレてしまうこともありましたが、キャッシュバック方式だとその心配もありません。

金欠解消は自己責任で

いざという時は頼りになるクレジットカードの現金化ですが、業者の提示するキャッシュバック率や手数料によっては高金利での借金をしているのと同じことになってしまいます。

そのため、利用する業者の選定は非常に重要となりますし、賢く業者のサービスを利用するということが何より重要となります。

インターネット上ではクレジットカードの現金化によって借金が膨れ上がってしまった、というような声もちらほら聞こえますが、そのような方々の多くが誤った利用をしてしまったり、金欠だからと毎回現金化を繰り返した結果借金が膨れ上がったというケースが多いです。

金欠の解消はあくまで自己責任で行うことが基本です。

また、金欠になってしまうというのはそもそも計画性の無さを露呈してしまっていますから、まずは自分の生活を見直してみましょう。

毎月どの程度の収入があるかをしっかり確認し、支出についてもチェックしてみることです。

現在ではバーコードを撮影するだけで家計簿をつけることのできる優秀なアプリなどもリリースされていますし、そのようなアプリを利用すれば一ヶ月の支出も正確に把握することができます。

金欠になってからどうしよう、と考えるのではなく、まずは金欠にならないような生活を送るということが重要です。

それでも金欠になってしまうこともありますが、その場合もいきなりクレジットカードの現金化という方法をチョイスするのではなく、他の方法も一通り考えてみましょう。

例えば、自分の部屋を見回して不用なものがあればネットオークションに出品するのも良いでしょう。

自分ではガラクタと思っていたものがネットオークションで高く売れるということはよくあります。

即現金が手に入るという方法ではないにせよ、不用品を売ってお金になるのならそれに越したことはありません。

安易にクレジットカードの現金化に手を出す前に、できることを探してみましょう。知人や家族にお金を借りられるのならそれも良いでしょう。

どうしようもなくクレジットカードの現金化に手を出すのなら、必要最低限の金額に抑えておくことです。

ショッピング枠に余裕があるからと一度に多額の現金化をしてしまうと理性のタガが外れてしまいます。

そのまま雪だるま式に借金が膨れ上がるということも考えられますから、その月を乗り切るのに最低限必要なお金を現金化する程度に留めておきましょう。

計画性を持って賢く利用すれば大丈夫ですから、そこを理解しておくことです。